50代の夏の肌が危ない!ウォータープルーフと汗が肌老化を促進する?

50代の夏の肌が危ない!ウォータープルーフと汗が肌老化を促進する?

日差しが明るくなってくると、あっという間に汗ばむ季節の到来です。

夏のメイクは、汗と紫外線との闘い。

そんな時の強い味方が、汗に負けないウォータープルーフ。

完璧に紫外線対策をするなら、絶対ウォータープルーフ!という人は多いはず。

しかし、毎日つけているウォータープルーフが、気づかぬうちに肌の若さをどんどん奪っているとしたら、どうでしょうか?

実は汗もウォータープルーフも、その付き合い方次第で、今後の肌が決まってしまうかもしれないのです。

ひと夏ごとに、シワやたるみがひどくなる…。

紫外線対策を頑張る女性ほど、そんな声が聞かれます。

そこで今回は、汗とウォータープルーフの知られざる弊害に迫り、肌を老化させない賢い対処法をご紹介したいと思います。

汗が肌を乾燥させる

夏は汗をかくから、保湿ケアは軽めでOK…とはいきません。

むしろ、大量の汗のせいで肌が乾燥している可能性が高いのです。

それは汗の働きにはマイナスの面があり、それが肌の潤いを奪うからです。

汗のプラスの働き

メイクは崩れるし、ベタついて気持ち悪いし…、汗はできればかきたくないものです。

しかし、汗には体温調節という生死に関わる役目があり、さらに肌の健康を守るという大切な働きもあります。

・肌を細菌から守る

汗には尿酸、乳酸といった成分が微量ながら含まれており、肌を弱酸性にして細菌から守る働きをしています。

高温多湿の夏は、肌も細菌が繁殖しやすくなりますが、汗を多くかくことによって酸性度が高まり、健康な肌を保つことができるのです。

・肌を乾燥から守る

肌の表面には、皮脂膜と角質層という、肌を乾燥から守るバリア機能があります。

角質層には、細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)という潤い成分があり、ここに水分を蓄えて潤いを保つ構造になっているのですが、この水分のもとが汗なのです。

さらに汗の水分は皮脂と混じり合い、皮脂膜となって肌表面を覆い、肌を外部の刺激や乾燥から守っています。

このように、汗なくして肌のバリア機能は成り立たないのです。

マイナスの働き

しかし、肌に必要な汗も大量になると、マイナスの作用のほうが大きくなってきます。

・細菌が増殖する

肌を弱酸性に保つ汗も、放置すると時間が経つにつれアルカリ性に傾き、細菌の繁殖に恰好の状態に変化。

さらに汗で湿った肌は、空気中のホコリや浮遊物が付着しやすく、細菌の侵入リスクが高まって、様々な肌トラブルの原因になるのです。

また、大量の汗が皮脂や汚れ、古い角質と混じり、汗管を詰まらせて炎症を起こし、あせもになることもあります。

・乾燥を進行させる

乾燥は、全ての肌トラブル、肌老化の大きな原因。

大量に汗をかくと、表面の潤い感の裏で、肌の内部では乾燥が進行しています。

多過ぎる汗は角質層を水浸し状態にし、大量の水分が一気に蒸発する時に、角質層の構造を乱してしまうのです。

これが繰り返されることで、本来の水分保持力が低下し、肌はどんどん乾燥していくのですが、肌が汗で濡れているとその実感がありません。

さらに悪いことに、水浸しになった角質はふやけて剥がれやすくなり、肌は修復のために急いで新しい角質を作ろうとします。

そのため成熟しきらない角質が生まれ、角質層が健全に機能できなくなって、さらに乾燥が進行することに。

こうして、汗をかく夏は、乾燥や肌トラブルが慢性化しやすくなります。

その結果、ターンオーバーが乱れ、老化が促進されることになるのです。

汗の弊害を減らすためには

夏の大量の汗はかいて当然、ただし、かいた後のケアが大切になります。

・こまめに拭き取る

角質層の水浸し状態を避けるために、汗をかいたら早めに洗い流すか、拭き取るなどし、汗をそのまま放置しないことが肝心です。

洗い流した後はタオルで水分をしっかり拭き取り、保湿ケアを忘れずに。

メイクをしている場合は、タオルやハンカチで「こまめに」拭き取ります。

この時、汗でふやけた角質が剥がれないよう、こすらずに軽く抑える感じで吸い取りましょう。

・皮脂膜の強化

角質層の表面を覆う皮脂膜は、外部の刺激や乾燥から肌を守るほかに、過剰な汗をはじいて流す働きがあります。

皮脂膜がしっかりあれば、角質層が汗でふやけるのを防いでくれるのです。

汗をかく季節は、ベタつきを嫌って乳液やクリームは省きがち。

しかし、皮脂分泌は歳とともに減少するため、適度な油分補給で皮脂膜を強化することも大切です。

ウォータープルーフが肌を老化させる

ウォータープルーフが肌を老化させる

汗には、暑い時などに出る汗のほかに、出ている自覚がない「不感蒸泄(不感蒸散)の汗」があります。

暑くてかく汗は、上記のように大量になると肌に悪い作用をもたらします。

一方、不感蒸泄の汗は、肌の潤いの元になる汗で、肌にとって必要不可欠なものです。

不感蒸泄の汗の重要性

不感蒸泄の汗は、夏でも冬でも絶えず汗腺から分泌されています。

分泌された汗は角質層に水分が吸収され、その水分が角質層内の細胞間脂質や天然保湿因子に蓄えられます。

肌が潤い、柔らかく滑らかな状態を保つことができるのは、このように、不感蒸泄の汗と、この汗を角質層が吸収するという仕組みがあるからです。

ところが、この仕組みを阻害するのが、ウォータープルーフの化粧品なのです。

ウォータープルーフの弊害

化粧品に使われるウォータープルーフという言葉は、汗や水で流れない、耐水機能に優れた商品のことを指しています。

ウォータープルーフは、化粧崩れしにくく、メイク直しの手間がいらないことから、今では日焼け止めやファンデーションになくてはならないものになっています。

しかし、その魅力的な特性が、乾燥しやすい肌を作り、肌老化を促進していることは、なかなか自覚されていません。

・角質層の潤いを奪う

ウォータープルーフの化粧品には、水をはじく撥水性の高いシリコン成分が使用されています。

肌に塗ると、シリコンは肌にピッタリ密着します。

そのため、角質層が本来必要な汗の水分を吸収することができなくなり、肌は徐々に乾燥していくのです。

・クレンジング時のダメージ

密着性の高いシリコン成分は、落とすには洗浄力の強いクレンジングが必要です。

強い洗浄力は、肌の皮脂や潤いも一緒に落とすため、ここでも乾燥を招くことになってしまいます。

ウォータープルーフの弊害を減らすためには

肌に悪いとはいえ、紫外線と汗の季節には、ウォータープルーフの化粧品は必需品。

日焼け止めやファンデーションが汗や皮脂で流れてしまっては、肌老化の最大要因の紫外線から、肌を守ることができなくなるからです。

そこで私たちがすべきことは、ウォータープルーフの成分を肌に乗せている時間を減らし、ウォータープルーフのダメージを最小限に留めることです。

・日常的に使わない

ウォータープルーフは、メイクの持ちの良さやサラリとした感触が魅力となり、夏だけでなく1年中使用する人も多くなっています。

しかし、使う時間や頻度が増えれば、その分肌に与えるダメージも増えていくのです。

紫外線が最も強いのは、春から夏、そして1日の中では午前10時~午後2時。

ウォータープルーフのメイクは、この時間帯の外出時や屋外レジャー、スポーツ時だけにし、普段はできるだけナチュラルメイクを心がけましょう。

要は、紫外線の強い時はウォータープルーフでしっかり肌を守り、そうでない時は肌の健康を優先するメイクを心がける、ということです。

・クレンジングは素早く

ウォータープルーフのメイクは、なるべく早く、完全に取り除いて、肌を解放してやることが大切です。

そのためにクレンジングは欠かせないものですが、その洗浄力と、こするという刺激が肌にとっては大きなダメージ。

改めて言うまでもないことですが、クレンジングはこすらず優しく、そしてスピーディーに落とすことが肝心なのです。

洗い流す時も32~33℃の低温のぬるま湯を使い、肌を乾燥させないようにしましょう。

・保湿をしっかり

クレンジングや洗顔後の肌は、皮脂や潤い成分が流出し、1日のうちでも最も乾燥気味になっています。

セラミド入りの化粧水や美容液で失われた潤い成分を補給し、乳液やクリームを薄く伸ばして皮脂膜を補強するなど、正しい保湿ケアが大切です。

まとめ

50代の夏の肌が危ない!ウォータープルーフと汗が肌老化を促進する?(まとめ)

ウォータープルーフも汗も、肌を守るためには必要なものです。

しかし、気をつけないと、肌を乾燥させて老化を招くものでもあります。

冬になって肌がやたらとカサつき出すのは、空気の乾燥のせいではなく、実は夏の間中つけていたウォータープルーフに原因があるのかもしれません。

ウォータープルーフの困った点は、その弊害が、1日単位、1週間単位で分かるものではないこと。

そして、つけている時は見映えのよい肌を演出してくれるので、その裏で乾燥が進んでいるなど思いもよらず、つい日常的に使い続けてしまうことです。

夏も冬も乾燥知らずの肌を保つことが、老化しない肌の必須要件。

ウォータープルーフのメリットとデメリットをきちんと理解し、さっそく今日から、面倒くさがらずにメリハリをつけた使用を心がけましょう。

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