50代の薄毛・抜け毛、原因はスマホとシステイン不足?

50代の薄毛・抜け毛、原因はスマホとシステイン不足?

最近抜け毛が増えた、髪が細くなった…、50代になって、めっきり髪が薄くなったという女性は少なくありません。

男性と異なり、女性の薄毛は頭が全体的に薄くなるのが特徴です。

しかし、もし生え際が特に薄くなってきたという方は、それはシステイン不足による抜け毛・薄毛かもしれません。

さらに毎日パソコンやスマホを使う時間が長いなら、その可能性は高まります。

「スマホ」と「システイン不足」と「薄毛」…、これらには一体どんな関連性があるというのでしょうか。

今回は、薄毛に悩む50代の女性のために、次の順番で、その真相と対策を探っていきたいと思います。

  • 薄毛とシステインの関係
  • システインが不足する原因
  • システイン不足による薄毛の改善法と注意点

システインと薄毛・抜け毛の関係

中高年の女性の薄毛は、一番の原因として考えられるのは、やはり女性ホルモンの減少。

髪の成長を担う女性ホルモンは、40代に入ると急激に減り始めるからです。

しかしもう一つの原因として、最近クローズアップされているのが、「システイン不足」です。

システイン不足が原因の薄毛は、特に前頭部の生え際に顕著に出るといわれています。

システインというと、化粧品やサプリメントに配合されている「美白成分」としてご存知の方は多いと思います。

しかしシステインは、メラニン色素を抑制する働きだけではなく、育毛にも重要な関係があるのです。

髪とシステイン

髪の毛の99%を作っているのは、「ケラチン」という硬質たんぱく質。

ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されており、そのアミノ酸の一つがシステインです。

システインは、ケラチン全体の18%を占めており、ケラチンの主要な原材料であるだけでなく、髪を太く丈夫にするコラーゲンの生成にも重要な働きをしています。

このため、システインが不足すると髪が健康に育つことができず、抜け毛が増えて薄毛になっていくというわけです。

因みに、システインは含硫アミノ酸の一つで、髪を燃やした時に独特なイオウ(硫黄)臭がするのはこのためです。

システインが不足する原因

では、システインがなぜ不足するかというと、その原因として大きいのが、現代生活に溢れている「ブルーライト」です。

・ブルーライトでシステイン不足

現代人は、パソコンやスマホによって長時間ブルーライトに晒され、眼精疲労を訴える人が増えています。

ブルーライトは波長が短いため散乱しやすく、ピント調整のために目の毛様体筋が酷使され、目が疲れやすくなるのです。

またブルーライトは高いエネルギーを持つ光のため、目の網膜にストレートに届いてダメージを与え、失明にも繋がる加齢黄斑変性のリスクを高めます。

システインは、この傷ついた「網膜を修復する」働きがあります。

そこで、網膜が損傷するとその修復にシステインが大量に使われ、その結果、毛髪に使われるシステインが不足してしまうのです。

体にとっては、生命維持に直接関係ない髪より目のほうが重要なので、髪は後回しにされるといういうわけです。

またパソコンやスマホの使い過ぎは、目や首、肩の血行を悪くします。

このため髪の毛根に栄養が届かなくなり、これも抜け毛・薄毛を招く一因になっています。

・アルコールでシステイン不足

さらに、システインは「アセトアルデヒドの分解」にも消費されます。

お酒を飲むと、アルコールは肝臓でまずアセトアルデヒドに、次に酢酸に分解され、最終的には水と炭酸ガスとなって排泄されます。

この過程で酢酸の分解時に使われるのが、システインです。

システインのサプリを飲むと二日酔いにならないというのも、システインがアルコールの分解を促進するからなのです。

しかし、アルコールの摂り過ぎはシステインを大量に消費することになり、システイン不足を招きます。

長時間のパソコン仕事、深夜までのスマホ操作、頻繁な飲酒というように、システインを大量消費するのが現代社会。

抜け毛・薄毛は、決して歳のせいばかりではないのです。

システインを不足させないために

システイン不足を防ぐには、

  • ブルーライトに目を晒す時間を減らす
  • お酒を飲む機会を減らす&適量を守る

などを心がけながら、次の方法で消費されたシステインを補うことが大切です。

食品で摂る

食品で摂る

システインはアミノ酸なので、肉や魚介類、卵、豆類、ナッツ類といったたんぱく質食品に豊富です。

これらの食品には、システインが2つ結合した「シスチン」という形で含まれており、体内でシステインに分解されて利用されます。

また、システイン豊富な食品には「メチオニン」というアミノ酸も多く含まれており、システインは体内でこのメチオニンからも合成されています。

このため、たんぱく質が十分摂れる食生活をしていれば、特にシステイン不足の心配はないのですが、そうとも限らないのが現代です。

システインの消費が激しい生活をしていて、髪が薄くなってきたというという場合は、サプリメントなどで補うことも考えたいものです。

サプリメントで摂る

システインのサプリメントは、昨今は美白目的のものが数多く市販されており、入手は容易ですが選ぶのが大変です。

そんな中でおすすめできるのが、アメリカのメーカーの製品。

1錠の粒が大きくて飲みにくいのが難点ですが、高含有量で価格がリーズナブルなので、実感度が高く、継続しやすいのが魅力です。

過剰摂取には気をつける

サプリで摂る場合に気をつけたいのは、過剰摂取。

WHO(世界保健機関)では、システイン(+メチオニン)の推奨摂取量は体重1kg当り15mgとされ、50kgの人なら750mgとなります。

システインは、体内でも作られることから分かるように安全性の高い物質ですが、臨床報告によると、1500mg以上の過剰摂取では吐き気、下痢などが発生することもあるそうです。

また、過剰でなくても長期にわたるシステイン摂取では、次の症状が起こる可能性が指摘されています。

・白髪を増やす

システインのメラニン抑制作用は髪にも作用するため、長期摂取は白髪になりやすいといわれています。

・紫外線ダメージを受けやすくなる

メラニン色素には、紫外線から肌を守る重要な役割があります。

このため、システインによってメラニンが少なくなると、紫外線が肌の奥まで入り込み、様々な肌トラブルを招くことになるのです。

システインのサプリを継続摂取する場合は、これらの可能性も考え、次の対策をとるといいでしょう。

・白髪対策

ビオチン(ビタミンBの1種)を摂る。

ビオチンは白髪を防ぐ働きがあるとされ、サプリのほか、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類から摂ることができます。

・紫外線対策

日焼け止めや日傘、帽子など、紫外線ガードを徹底する。

また紫外線による活性酸素を封じるために、ビタミンCやビタミンE、リコピンなど、抗酸化成分が豊富な緑黄色野菜を摂るのも効果的です。

髪を作るその他の栄養素もしっかり摂る

システインは不足すると抜け毛の原因になるとはいえ、当然ながら、システインだけで髪がフサフサになるわけではありません。

健康な髪を育てるには、システイン以外にも、次のような多くの栄養が必要です。

既に述べたように、髪は体にとって優先順位が非常に低いので、これらの栄養素もしっかり摂っていないと、たちまち髪にしわ寄せがきてしまいます。

まず、育毛に必須の三大栄養素といわれるのが、アミノ酸、亜鉛、ビタミンBです。

・アミノ酸

髪の材料となる18種類のアミノ酸には、体内で作れない必須アミノ酸も含まれており、様々なたんぱく質食品をバランスよく摂ることが大切です。

・亜鉛

亜鉛は、18種類のアミノ酸がケラチンになったり、毛母が細胞分裂する時に不可欠な栄養素。

牡蠣や牛肉、豚レバー、ナッツ類に含まれますが、吸収されにくい上に、ストレスや飲酒、過労で大量に消費されるため、現代人が不足する代表的な栄養素でもあります。

・ビタミンB群

ビタミンB2やビタミンB6、葉酸などのビタミンBは、材料となるアミノ酸の吸収や、ケラチンの合成促進など、発毛や育毛の過程全てに関わります。

水溶性ビタミンなので、不足しないようにレバーや豚肉、卵、納豆などで毎日摂ることが必要です。

・ビタミンC

髪のケラチンやコラーゲンの合成を促進し、活性酸素を除去して、頭皮や髪を健やかにします。

・ビタミンE

植物油やナッツ類、アボカド、うなぎなどから摂れ、血液をサラサラにして血行を促進し、育毛に必要な栄養を毛根に届けます。

・イソフラボン

豆腐、納豆などの大豆製品は、アミノ酸のほかに、女性ホルモンの働きをする大豆イソフラボンも摂ることができ、積極的に摂りたい食品です。

まとめ

50代の薄毛・抜け毛、原因はスマホとシステイン不足?(まとめ)

システイン不足の人は同時にたんぱく質不足のことが多く、このため、アミノ酸や亜鉛、ビタミンBなど、育毛に必要な栄養素も不足している可能性があります。

食生活の見直しが、意外に薄毛改善の最短コースになるかもしれません。

歳のせい、女性ホルモンのせいと決め付けず、システインを浪費しない生活を心がけ、食事やサプリメントで消費分以上のシステインをしっかり補いたいものです。

人は見た目が9割といいます。

眼精疲労でショボついた目や、薄くなった髪の毛を改善し、自信に満ちた毎日を取り戻しましょう。

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