その方法では便秘は治らない!便秘根治の王道とは?

その方法では便秘は治らない!便秘根治の王道とは?

日本は世界でも有数の便秘大国。
日本の便秘人口は1000万人、特に成人女性では3人に1人が慢性的な便秘症だといわれています。

たかが便秘、されど便秘、万病のもとともいわれる便秘は一刻も早く解消したいもの。

しかし毎日ヨーグルトを食べ、野菜もしっかり摂っている、なのに便秘が治らないという人が多いのは何故でしょうか?
それは、便秘の原因が人によって違うからなのです。

ではあらためて、そもそも便秘はなぜ起こるのでしょうか?正しい対策を詳しく見ていきましょう。

便秘になる理由

便秘は、主に次の2つの理由から起こります。

1. 腸の働きが弱って便を押し出すことができない
腸の筋肉は、蠕動運動(ぜんどううんどう)といわれるミミズの動きのような伸び縮みを繰り返し、便を肛門まで送り出します。

蠕動運動が活発になるのは、副交感神経が優位のリラックス状態の時。
しかし現代人の腸は、ストレスなど継続的な緊張で蠕動運動が低下しているのです。

また肉食中心の食生活は腸内環境を悪化させ、腸の働きを弱らせています。

2. 便が硬くて出にくい
現代人は食物繊維の不足から、便が硬くなっています。
食物繊維は水分を含んで便を柔らかくし、また嵩を増やすことで腸管を刺激して蠕動運動を促します。

厚労省の定めた食物繊維1日当りの摂取目標量は、女性で17g以上。
しかし実際は2g以上も足りない傾向が続いており、便秘人口増加の大きな原因となっています。

蠕動運動を活発にする

蠕動運動を活発にする

つまり便秘の解消には、
1. 蠕動運動を活発にする
2. 便を柔らかくする

この両方を満たす必要があるのです。

蠕動運動を高めるには、次の4つの方法があります。

・規則正しい生活
・ストレスの解消
・適度な運動
・乳酸菌やオリゴ糖の摂取

蠕動運動が始まるきっかけになるのは、胃腸に食べ物が入ってきた時、そして運動によって腸管が刺激された時です。

決まった時間に食事を摂ることで、この腸の活動リズムが整います。
さらにストレス解消で自律神経が整い、蠕動運動を活性化することができます。

また適度な運動は腸を刺激し、腹筋力をつけて便を押し出す力を高めます。

そして、便秘にはやっぱりヨーグルト。
腸内で乳酸菌が作り出す乳酸や酢酸は、腸を刺激して蠕動運動を活発にしてくれるのです。

便を柔らかくする

便を柔らかくする

便秘解消のために水をたくさん飲む人がいますが、しかし水だけで便は柔らかくはなりません。

実は飲んだ水の9割は汗や尿で排泄され、腸に留まるのはわずか1割。
つまり、重要なのは便がその水を吸収できることで、その働きをするのが「食物繊維」なのです。

食物繊維には不溶性と水溶性があり、便秘解消効果もそれぞれ違います。

・不溶性食物繊維
穀類や大豆、ゴボウ、野菜に多く含まれ、水分を吸収して膨れるため便の嵩を増し、蠕動運動を活発にします。

・水溶性食物繊維
海藻類や果物、野菜に多く含まれ、食べ物の水分を取り込んでゼリー状になり、便を柔らかくし、さらに滑りをよくします。

つまり、

・蠕動運動が弱くてあまり便意がない便秘には「不溶性食物繊維」
・腸は元気だが便がコチコチに硬い便秘には「水溶性食物繊維」

ということになります。

よい腸と便を育てて便秘解消(まとめ)

せっせとヨーグルトを食べても、運動を頑張っても、食物繊維不足で便が硬くては便秘は治りません。

また食物繊維をたくさん摂っても不溶性食物繊維に偏っていたら、便が膨らみ過ぎて排便が困難になります。

食物繊維ひとつとっても、間違った摂り方をしていると便秘解消には至らないのです。

特に、食物繊維不足で便が硬いところに、さらに便を押し出す力が弱いと便は溜まる一方。

滞留している間にどんどん水分が吸収され、カチカチのコロコロ便になり、ますます出にくくなる…、頑固な便秘はこの悪循環で起こります。

また便秘薬や便秘茶で強制的に出しても、その後もっと酷い便秘に陥るケースも多々あります。

蠕動運動の活発な腸と、柔らかな便。
この2つを日常の食事と生活習慣で育てることが、便秘解消の王道なのですね。

このページのトップヘ

▼おすすめの記事

▼口コミ体験レビュー

▼カテゴリー一覧

▼その他