便秘対策の新常識!50代の腸活に「胆汁酸」毎日のお通じがスッキリ

便秘対策の新常識!50代の腸活に「胆汁酸」毎日のお通じがスッキリ

何となく体調が悪い…、そういえばここ数日、お通じがない…。

これまで快腸だった方も、中高年になると便秘に悩まされることが増えてきます。

便秘外来の患者数も、圧倒的に多いのが40代と50代で、特に女性は男性の2~3倍にのぼるそうです。

中高年の便秘は、通常の便秘対策では解消しない場合も多く、頑固な便秘になりがち。

そんな何をやっても治らない便秘に大きく関係しているのが、「胆汁酸」です。

胆汁酸は誰の体でも分泌されている物質ですが、その不足が頑固な便秘を引き起こすというの。

胆汁酸が足りないと、なぜ便秘になるのでしょうか。

さっそく、胆汁酸不足と便秘の関係、そして胆汁酸を増やして便秘を解消する方法を、詳しくご紹介したいと思います。

胆汁酸と便秘の関係

定番の便秘対策というと、

  • ヨーグルトや野菜を摂る
  • 起き抜けに冷たい水を飲む
  • 規則正しい食生活をする
  • 運動をする

それでもダメだった場合に、最後に頼るのが便秘薬。

しかし便秘薬も、お腹が痛くなったり、だんだん量を増やさないと効かなくなったりと、根本的な解消にはならない場合がほとんど。

そんな悩ましい便秘を改善する鍵として、近年大きくクローズアップされているのが「胆汁酸」なのです。

胆汁酸と便秘には、一体どのような関係があるのでしょうか。

胆汁酸とは

胆汁酸は、脂肪の消化液である胆汁の主成分で、食べ物の脂質を水に溶けやすくし、脂質の分解・吸収を促進するのが仕事です。

胆汁酸は、コレステロールを原料に肝臓で作られ、胆嚢に蓄えられて、脂ものを食べると胆管を通って十二指腸から分泌されます。

そして小腸で脂質の消化に働いた後、胆汁酸は一部は便と共に排泄されますが、95%が小腸で吸収されて肝臓に戻され、再び胆汁酸として利用されます。

この再利用は、1日に4~12回繰り返されるといわれています。

こうして胆汁酸はリサイクルされながら、消化器官を循環しているのです。

胆汁酸と大腸

胆汁酸は消化液としての働きだけではなく、大腸においては、次のように「便を作る」働きと、「便を排出する」働きを促進する仕事をしています。

・程よい硬さの便を作る

大腸に胆汁酸が入ってくると、腸内に水分が分泌され、その水分を含んで排便しやすい柔らかさの便が形成されます。

・蠕動運動を促す

大腸は、蠕動運動によって便を肛門に向かって送り、排出します。

胆汁酸は、大腸の腸壁を刺激して蠕動運動を活発にしてくれるのです。

このように、胆汁酸には排便を促す良い働きがあるのですが、一つ大きな問題があります。

それは、大腸まで到達する胆汁酸が非常に少ないこと。

上記のように、胆汁酸は再利用のために95%が小腸で吸収されてしまうため、大腸に届くのは5%ほどなのです。

通常であれば、そのわずかな量でも大腸はきちんと動いてくれるのですが、もともとの胆汁酸量が減少していると、便秘に繋がってしまいます。

では、どんな時に胆汁酸が減少するかというと、主な原因は食事や生活習慣、疲れ、ストレスなどによる「肝臓や胆嚢の機能低下」。

肝臓の働きが悪くなると、胆汁酸の合成力が衰え、さらに胆汁酸の再利用のサイクルも停滞するため、全体の胆汁酸の量が減ってしまうのです。

何をやっても治らない便秘は、胆汁酸不足、つまり肝臓の衰えを疑ってみる必要があります。

このタイプの便秘は、通常の便秘解消法ではあまり効果がなく、まずはストレスや過労、暴飲暴食、寝不足などを改善し、肝臓を労わることが先決です。

その上でぜひ食べていただきたいのが、胆汁酸を増やす効果が高い、ある食べ物です。

胆汁酸を増やして便秘解消

胆汁酸を増やして便秘解消

その食べ物とは、新たな便秘改善食材として今話題の、「エシャレット」という野菜。

エシャレットは、生食用に品種改良されたらっきょうのことで、根らっきょう、若採りらっきょうともいいます。

日光に当てない栽培法で作り、若いうちに収穫するので、白くて柔らかい上に香りやクセが少なく、生でも美味しく食べられます。

名前が紛らわしいものにエシャロットがありますが、こちらはタマネギの仲間の西洋野菜で、細長い小タマネギのような見た目をしており、全く別物です。

では、エシャレットを食べると、なぜ胆汁酸が増えるのでしょうか。

エシャレットと胆汁酸

エシャレットは、「水溶性食物繊維」が非常に豊富な野菜です。

食物繊維は水溶性と不溶性の2種類に分けられますが、水溶性食物繊維には粘性があり、水分を吸収・保水して便を柔らかくし、スムーズな排便を促す働きがあります。

そして、水溶性食物繊維が便秘に効くもう一つの理由が、水分と共に胆汁酸を吸着する性質です。

このため、胆汁酸がガードされて小腸で吸収されにくくなり、多くの胆汁酸が大腸に届くようになるのです。

エシャレットには、100g中に水溶性食物繊維が9.1gも含まれています。

水溶性食物繊維は、海藻やコンニャク、果物、野菜、豆類に多く含まれますが、最も豊富といわれるゴボウでも100g中2.7gです。

便秘解消が期待できる水溶性食物繊維の量は、1日6g。

エシャレットなら、この量が8本で摂れるのです。

テレビの健康情報番組で紹介された実験でも、エシャレットの摂取で、お通じが週1回から毎日に大変化した例が報告されています。

エシャレットの威力は、かなり期待できるのではないでしょうか。

エシャレットの食べ方

エシャレットは、少し辛味があってさっぱりした味なので、色々な食べ方ができます。

  • 酢味噌やマヨネーズをつけて生で
  • みじん切りにして冷ややっこの薬味に
  • サッと茹でてぬた和えに
  • 刻んで餃子のあんに
  • 炒め物、パスタ、チャーハンに
  • 衣をつけて天ぷらに
  • 葉の部分は味噌汁の具に

胆汁酸は脂肪の消化液なので、より分泌を増やすなら油料理がおすすめです。

食物繊維以外で胆汁酸を増やすには

エシャレットを毎日食べるのは大変、という方は、便秘薬を病院で処方してもらう方法もあります。

便秘薬といっても、これまでのような強制的に蠕動運動を起こさせる下剤の類ではなく、胆汁酸に働きかけるものなので無理がありません。

近年の便秘薬の研究開発は胆汁酸がトレンドとなっており、つい最近処方箋医薬品として承認されたのが、「胆汁酸トランスポーター阻害薬」という新薬です。

胆汁酸トランスポーターとは、小腸で胆汁酸を吸収して運ぶ機能を果たすたんぱく質のこと。

胆汁酸トランスポーター阻害薬は、トランスポーターの働きを阻害することで胆汁酸の小腸での吸収を抑え、大腸に届く胆汁酸を増やすというものです。

従来の便秘薬のように、飲んでいるうちに効き目がなくなる、といった耐性の問題も起こりにくいとのことなので、安心して続けられます。

服用は1日1回、「食前」に。

胆汁酸は食べ物が入ってきた時に分泌されるので、食前に飲むのが最も効果的というわけです。

まとめ

便秘対策の新常識!50代の腸活に「胆汁酸」毎日のお通じがスッキリ(まとめ)

お通じに良い食事や運動を心がけているのに、最近便秘がち。

以前はヨーグルトや食物繊維で治ったのに、今は何をやっても効き目がない。

そんな方は、原因が胆汁酸不足にあるのかもしれません。

過労、睡眠不足、ストレス、飲み過ぎと、肝臓に負担をかける生活に心当たりがあれば、その可能性は大いにあります。

たかが便秘、されど便秘。

疲労感、だるさ、頭痛、不眠、イライラ…といった更年期症状が、実は便秘が原因だったということもあるのです。

さらに、便秘は動脈硬化や心臓病、大腸がんを引き起こす要因でもあり、年齢が進むにつれ、スムーズなお通じの重要性はますます高まります。

それには、胆汁酸をしっかり分泌できる体作りと、食事が大切です。

ぜひ、肝臓を労わり、水溶性食物繊維の摂取を心がけて、すっきり快便の毎日を取り戻しましょう。

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