50代の白髪染めはトリートメント配合を!しっかり染めて美髪にする7つのコツ

50代の白髪染めはトリートメント配合を!しっかり染めて美髪にする7つのコツ

50代になって、10年前は必要なかったのに今では欠かせないもの…、その一つが「白髪染め」ではないでしょうか。

しかし白髪染めを続けるうちに、髪がパサパサ、ゴワゴワしてきた、白髪が増えたという声もよく聞かれます。

少しでも若くありたいと願う50代の女性にとって、白髪染め選びは大いに悩みどころ。

そこで中高年を中心に人気が高まっているのが、トリートメントタイプの白髪染めです。

白髪を染めながら傷んだ髪も回復してくれる、というのが人気の理由なのですが、果たしてその実力は本当なのでしょうか。

今日は、最初に一般の白髪染めの髪を染める仕組みを解明し、次に、トリートメントタイプの白髪染めはどのような違いがあり、どんなメリット・デメリットがあるかをご紹介します。

さらに、「髪はいつまでも若く保ちたい」と願う50代の女性のために、白髪染めトリートメントを使いこなすコツを詳しくお伝えしたいと思います。

ヘアカラータイプの白髪染めとは

白髪染めには、ヘアカラー、ヘアマニキュア、トリートメント、シャンプー、ヘアマスカラ(一時染め)といった種類があり、このうちヘアカラーのみが医薬部外品で、その他は化粧品に分類されています。

ヘアカラーは一度でキレイに染めることができ、シャンプーで色が落ちることもなく、色持ちが持続することが大きな魅力といえます。

そのため、白髪染めをする人の半数以上が使っているのが、ヘアカラータイプだそうです。

では、ヘアカラーはどのようにして髪を染めるのでしょうか。

ヘアカラーが髪を染める仕組み

ヘアカラーは、

  • 酸化染料(ジアミンなど)
  • アルカリ剤(アンモニアなど)
  • 酸化剤(過酸化水素水など)

によって構成され、次のような順番で髪を染めていきます。

1. キューティクルを開く

髪を内部から染めるために、まずアルカリ剤によって表面のキューティクルを開く。

2. 染料を入れる

開いたキューティクルの間から、酸化剤と酸化染料を浸透させる。

3. 脱色と染色を行う

髪に入った酸化剤が髪のメラニン色素を脱色し、同時に酸化染料を酸化して発色させる。

染料は発色すると分子どうしが結合して大きくなるため、キューティクルの隙間から出られなくなり、色素が内部に定着して髪が染まるというわけです。

ヘアカラーには黒髪用と白髪用がある

ヘアカラーには、いわゆるオシャレ染めの「黒髪用」と、「白髪用」があり、どちらも髪を染める仕組みは同じですが、次のような注意点があります。

  • 黒髪用では白髪が染まりにくい
  • 黒髪用のほうが髪が傷みやすい

これは、染めるのが白髪か黒髪かによって、脱色力と染色力が異なるためです。

黒髪用ヘアカラーは染める前に黒髪の色を抜くため、強い脱色(ブリーチ)力が必要ですが、白髪用ヘアカラーはそれほど脱色力はいりません。

一方で染色力については、白髪用ヘアカラーは、白い髪を染めるために強い染色力が必要ですが、黒髪用ヘアカラーは本来黒い髪を明るい色に染めるものなので、染色力はそれほど強くないのです。

つまり黒髪用ヘアカラーは、

  • 脱色力が強いために、髪が傷みやすい
  • 染色力が比較的弱いために、白髪が染まりにくい

というわけです。

このため白髪をキレイに染め上げるには、黒髪用ヘアカラーではなく、白髪用ヘアカラーを使ったほうが良いことになります。

トリートメントタイプの白髪染めとは

以上のように、一般にいう白髪染めとは「白髪用ヘアカラー」のことで、即効性がある分、化学成分の薬剤の刺激が50代の髪には負担です。

無理にキューティクルを開くことから、髪内部の水分や栄養成分が失われやすく、髪のパサツキ、ゴワツキを招くことになるのです。

また、白髪は日々伸びてくるので、一度染めたら白髪染めを使い続けることになり、髪や頭皮にダメージが蓄積し、かえって白髪を増やすことにもなります。

そこで最近は、普段のシャンプータイムで白髪が染まるという、トリートメントタイプの白髪染めの人気が高まっているのです。

白髪染めトリートメントが髪を染める仕組み

白髪染めトリートメントは、ヘアカラーと違い、次の成分で髪を染めます。

・HC染料(HC青2、HC黄4など)

HC染料はヘアカラーの酸化染料より分子が小さく、キューティクルを開かなくても隙間から内部に入ることができる。

・塩基性染料(塩基性茶16、塩基性青99など)

ヘアマニキュアと同じ仕組みで、染料が髪のマイナスイオンと結合し、髪表面に吸着されて発色する。

・植物染料(ベニバナ赤、クチナシ果実エキスなど)

髪に負担をかけない植物本来の染色力があり、HC染料や塩基性染料と一緒に使うことで、種々の色を生み出す。

HC染料はキューティクルの隙間付近までしか入れないため、そのままでは流出しやすい成分ですが、髪表面に吸着された塩基性染料がこれを抑える働きをします。

HC染料と塩基性染料の組み合わせにより、色がより定着できるようになっているわけです。

白髪染めトリートメントの人気の理由

白髪染めトリートメントの人気の理由

このように白髪染めトリートメントは、ヘアカラーのように無理にキューティクルを開いたり、脱色することがないので、髪へのダメージが小さくて済むのです。

さらに白髪染めトリートメントには、天然由来のトリートメント成分(保湿成分や美髪成分)が配合されています。

このため、傷んだ髪を修復してツヤとコシを与えたり、白髪や抜け毛を防ぐ効果も得られます。

トリートメントタイプの白髪染めは、1回で染まらない、最初は毎日使う必要がある、といったデメリットもありますが、最大の魅力は次の点。

  • 髪や頭皮を傷めず、さらに薄毛・白髪の予防もできる
  • 普段のシャンプー時に手軽にできる
  • 刺激臭がない

さらに、1回で染まらないというデメリットは、逆に、徐々に白髪を目立たなくする(染めたと気づかれにくい)というメリットにもなります。

白髪染めトリートメントを使いこなす

白髪染めトリートメントは、基本的に次のように使用します。

1. シャンプー後、軽く髪の水気を切る
2. 白髪染めトリートメントを塗布
3. 5分~10分、時間をおく
4. お湯に色が出なくなるまで、しっかり濯ぐ
5. タオルドライ後、ドライヤーで乾かす

このようにして3回、4回と使い続けるうちに、白髪が徐々に染まっていくのですが、より早くキレイに染めるにはコツがあります。

白髪染めトリートメントでしっかり染めるコツ

白髪染めトリートメントの効果的な使い方は、実は基本的なことです。

しかし知ってはいても、面倒だからとつい手抜きをし、その結果、良く染まらない、すぐ色落ちすると不満を感じている人が多いのが実情。

白髪染めトリートメントの効果を最大限得るには、次の基本事項を実践することが大切なのです。

1. 最初は毎日使う

白髪染めトリートメントは、使うたびに少しずつ色素が定着していくものなので、最初の3~4日は連続して使いましょう。

一度色が付けば、あとは週2回ほどの定期的な使用で色を維持することができます。

2. 塗布量は多めに

早く染めるには、塗布量を多めにするのがおすすめ。

ヘアカラーのような薬剤の刺激を心配せずに、たっぷり、べったり塗れるのもトリートメントタイプの魅力なのです。

3. 放置時間は長めに

放置時間は、染料が浸透し定着するための時間。

最初の頃は思い切って30分ほど放置時間をとると、染まりが早くなります。

4. 髪を温める

放置時間の間は、シャワーキャップと蒸しタオルで頭を包み、湯船に浸かるなどして髪全体を温めましょう。

温度が高くなるとキューティクルが開き、色が入りやすくなります。

5. ドライヤーでしっかり乾かす

濡れた状態の髪はキューティクルが開いており、そのままではせっかく染まった色が出て行きやすくなります。

ドライヤーでできるだけ早く乾燥させ、キューティクルを閉じて色を定着させることが肝心です。

6. 乾いた髪に塗布する

白髪染めトリートメントは、シャンプー後の濡れた髪に行うのが一般的ですが、実は乾いた髪のほうが染まりが良くなります。

濡れた状態では、髪表面の水分の膜が白髪染めの染料を浮かせてしまい、染める力が弱まってしまうからです。

そこでおすすめなのが、シャンプー前の乾いた髪に白髪染めトリートメントを塗布し、トリートメントを濯ぎ終わった後にシャンプーをするという方法。

この時気をつけたいのは、髪がまっさらの状態で行うこと。

ヘアスプレーやスタイリング剤などが髪表面に付いていると、やはり染料の働きを邪魔してしまいます。

またシャンプーは、色が落ちないように、洗浄力の優しいノンシリコンシャンプーや、白髪染めシャンプーを使ことが大切です。

7. 根元をしっかり染めるには

せっかく白髪染めをしたのに、肝心の根元が染まっていないなど、白髪染めでやりがちなのが塗り残しです。

そんな時は「クシ」を使って塗布すると、根元や生え際などの細部にまでトリートメントがよく行き渡り、塗り残しを防ぐことができます。

以上の7点の基本を実践することが、白髪をしっかり染めるコツ。

しかしそれでも染まりが悪いという場合、もう一つの原因が考えられます。

白髪染めトリートメントが染まらないのは

徐々に染まるはずが、いくら使い続けてもさっぱり染まらない…。

白髪染めトリートメントには、こんな不満の声もよく聞かれます。

しかしその原因は、白髪染めトリートメントではなく、実はシャンプーにあることが多いのです。

一般的なシャンプーの多くは、髪にツヤを与え、滑りを良くするために、「ポリマー」や「シリコン」が配合されています。

これらの成分が髪の表面をコーティングしているため、染料の浸透や吸着を妨げてしまうのです。

またシリコン入りのシャンプーの多くは洗浄力も強いため、染めた色が落ちやすくなり、ますます「染まらない」ということになります。

白髪染めトリートメントをする時は、シャンプーはノンシリコンか白髪染めシャンプーを使うようにしましょう。

まとめ

50代の白髪染めはトリートメント配合を!しっかり染めて美髪にする7つのコツ(まとめ)

白髪染めは一度使い始めると、止め時が難しくなります。

長く使い続けるためには、キレイに染まることはもちろん、髪や頭皮に優しい白髪染めを選ぶことが大切なのです。

それにはやはり、トリートメントタイプがおすすめ。

染まりにくい、落ちやすいといわれた白髪染めトリートメントも、最近はぐんと進化しています。

50代は、白髪と真剣に向き合う年代。同時に、髪と頭皮の健康に真剣に取り組む年代でもあります。

ぜひ、長いお付き合いができる白髪染めトリートメントと巡り会い、白髪の悩みを吹き飛ばしてしまいましょう。

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