自律神経の乱れも腰痛も治る!?歪み仙骨を改善して全身を健康にする方法

自律神経の乱れも腰痛も治る!?歪み仙骨を改善して全身を健康にする方法

更年期には、自律神経の失調から様々な体調不良が起こります。

頭痛やめまい、ホットフラッシュ、イライラ、不眠、慢性疲労…。

さらに、これら自律神経の症状に加え、腰痛や坐骨神経痛、膝痛などの痛みで悩む方も少なくありません。

しかしそんな症状は、更年期や歳のせいとは限りません。

実は「仙骨の歪み」が原因で起こっている可能性があります。

仙骨といってもピンとこない人のほうが多いと思いますが、「仙骨を正さずして健康なし」ともいわれるほど、仙骨は大事な骨なのです。

今日は、その重要性にも関わらず意外に知られていない「仙骨」の働きに迫り、仙骨の歪みで起こる症状と、改善法を詳しくご紹介したいと思います。

仙骨の重要性と、歪みの弊害

仙骨は骨盤を構成する骨の一つで、骨盤の中央の位置にあり、逆三角形をした手のひら大の骨です。

病気や怪我で骨を失っても、近年は人工骨という優れた技術がありますが、人間の体には、プラスチックやセラミックでは代用できない骨が二つあります。

一つは頭蓋骨にある蝶蓋骨、そしてもう一つが仙骨です。

仙骨は、人間が生まれた時に最初に動き出す骨であり、命が終わる時は最後に動きが止まる骨でもあります。

私たちの意識の中では地味な存在かもしれませんが、実は仙骨は、生命の始まりと終わりに関わる特別な骨なのです。

仙骨に異常が起こると

そんな仙骨に異常があると、次のような不調が起こるようになります。

頭痛、肩コリ、腰痛、膝痛、坐骨神経痛、自律神経失調症(動悸、めまい、不眠、精神不安定、慢性疲労)、便秘、生理痛、生理不順、冷え、むくみ、O脚、X脚、外反母趾、さらには顔の歪みまで…。

では、これほど多岐にわたる症状は、どうして引き起こされるのでしょうか。

仙骨の役割

仙骨は骨盤の真ん中にあって、その上にある背骨と頭蓋骨を直接支えています。

仙骨の役割は、上半身と下半身を繋ぐまさに骨格の中心として、大きなものがあるのです。

1. 髄液を循環させるポンプの役割

仙骨が支える頭蓋骨の中には脳があり、背骨の中には脊髄という神経の束が通っています。

脳と脊髄は、硬膜という膜に包まれ、その隙間を満たしているのが「髄液(脳脊髄液)」という半透明の液体です。

髄液は、

  • 脳と脊髄を外部の衝撃から保護する
  • 脳と脊髄に栄養やホルモンなどを届け、老廃物を運び去る

という重要な働きにより、脳や脊髄の機能を正常に保っています。

仙骨には、この髄液を循環させる役目があります。

仙骨は呼吸に伴って僅かに動き、その動きが髄液を押し上げるポンプの役割を果たしているのです。

ですから、仙骨の動きに異常が生じると髄液が停滞し、脳の機能低下から、脳神経に障害が起こるようになります。

たとえば脳幹の視床下部が影響を受けると、自律神経がバランスを崩し、自律神経失調症の症状に悩まされることになるのです。

2. 血管・神経・ツボが集中

仙骨のそばには、腹大動脈から分かれた複数の大きな血管と、人体最大の神経の坐骨神経が通り、さらに8つの重要なツボがあります。

つまり、仙骨は血流・神経・ツボの重要なポイントであり、仙骨の異常は、全身の不調に繋がることになるのです。

3. 女性機能を支える

仙骨の前には大腸や子宮、卵巣があり、特に子宮は仙骨と靭帯で繋がって支えられています。

仙骨に歪みがあると腸や女性器官に負担がかかり、便秘になったり、女性ホルモンのバランスが崩れて生理痛、不妊の原因になってしまうのです。

4. 背骨と頭蓋骨を支える

仙骨は骨格の土台の位置にあるため、そのズレや歪みは、上にある背骨や頭蓋骨の歪みに繋がります。

その結果、筋肉が凝って血液、リンパの流れが悪くなり、頭痛や肩コリ、背中の痛み、むくみ、冷えを引き起こします。

特に女性にとって重大なのは、頭蓋骨の歪みが顔にまで出てしまうこと。

左右の目の高さが違ったり、鼻・口・顎のラインが曲がっていたりと、顔のパーツに偏りがあったら、それは仙骨の歪みのせいかもしれません。

仙骨に歪みが起こる原因

では、仙骨はどういう原因でズレたり歪んだりするのでしょうか。

・姿勢が悪い

仙骨が歪む原因で最も多いのが、習慣化した偏った姿勢。

デスクワークによる猫背や、いつも同じほうの足を組んで座る、バッグを同じほうの肩にかける、横座りやうつ伏せに寝るクセがあるなど、思い当たる方は多いのではないでしょうか。

・出産

妊娠や出産時には仙骨にも大きな負荷がかかり、歪みを引き起こすことがあります。

・筋力の低下

腹筋や背筋、臀部の筋肉など、仙骨や骨盤は多くの筋肉に支えられています。

加齢に加えて運動不足があると、これら筋力の低下から仙骨の歪みに繋がるのです。

仙骨の歪みを治すには

以上のように、仙骨が歪む原因の多くは日常の中に潜んでいます。

座っている時間が長く、運動不足が多い現代人にとって、仙骨の歪みは他人事ではないのです。

まずは、次の方法で歪みチェックをしてみましょう。

仙骨の歪みをチェック

仙骨の歪みは骨盤の歪みとなって表れます。

チェック1:
・仰向けに寝て、脚を伸ばして力を抜く
・爪先の開きが、左右均等のV字になっているかをチェック

偏っていれば、骨盤(仙骨)が歪んでいる可能性があります。

チェック2:
・片足立ちを、左右15秒間ずつ行う
・静止できなかったり、やりにくい側があるかチェック

左右どちらかがうまくできない場合は、その側の骨盤が歪んでいる可能性があります。

チェック3:
・肩の力を抜いて立つ
・左右の肩が水平になっているかチェック

肩の高さが違っていれば、骨盤の上下の歪みが考えられます。

仙骨の歪みを改善するには

仙骨の歪みを改善するには

チェックで仙骨の歪みが分かったら、日常生活の見直しから始めて、改善に取り組んでいきましょう。

1. 正しい姿勢と運動

仙骨の歪みを治すには、普段から「正しい姿勢」を心がけ、体を左右バランスよく使って偏りをなくすことが先決。

また体をよく動かし、適度な運動を習慣にして筋力を低下させないことも大切です。

2. 骨盤や仙骨矯正のグッズ

軽い歪みの場合は、骨盤矯正ベルトやクッションなどの活用も良い方法です。

確かな効果を期待するなら、医療機関や産婦人科で利用されている製品がおすすめ。

3. ストレッチ

次のエクササイズは、仙骨に刺激を与え、歪みを改善する効果が期待できます。

ストレッチ1:
・仰向けになり、浅めに両膝を抱える
・膝を抱えたまま、体を左右に揺らす(1分間)

膝を浅く抱えるのは、深く抱えると腰が浮き、仙骨が刺激されなくなるためです。

ストレッチ2:
・うつ伏せに寝て、両手を前に出す(肘は90度に曲げる)
・足は膝から90度に曲げ、直立させる
・膝を曲げたまま、両足を左右に傾ける&戻すを繰り返す

ストレッチ3:
・仰向けになり、膝を開いて両足の裏を合わせる(カエルのポーズ)
・背中や腰、足が床から離れない状態を維持
・膝を元に戻し、再度同じ動作を繰り返す

ストレッチ4:
・足を伸ばして座り、右膝を立てる
・右のお尻は床につけたまま、右足で左足をまたぐ
・背すじを伸ばして、15秒キープ

左も同様にし、左右2回ずつ行います。

4. 専門家による治療

歪みがひどい時は、やはりカイロプラクティックや整骨院、整形外科など、専門家に相談するのが一番。

近年は仙骨治療に力を入れている治療院も多く、プロの診断のもと、仙骨を正しい位置に戻す施術を受けることができます。

仙骨を温めて活性化

仙骨の働きの低下は、歪みやズレだけでなく、「冷え」からも起こります。

そこで仙骨を温め、働きを活性化させようというのが「仙骨温め健康法」です。

やり方は、40℃以上のシャワーを30秒間、仙骨に当てるというもので、毎日の入浴の際に手軽にできます。

湯船に浸かって温めるのと違い、シャワーの圧でピンポイントに温めるのが良いのだそうです。

仙骨のあるお尻側の部分は、筋肉や脂肪が少ないため、熱がダイレクトに伝わります。

仙骨の周囲は大きな血管が集中しているので、ここを温めると効率的に全身を温めることができるのです。

仙骨の働きが良くなるだけでなく、体温が上がって代謝がアップし、免疫力も高まり、全身の美容健康に非常に効果的。

さらに効果を高めるには、就寝中や日中も温熱シートで温めるのがおすすめです。

温熱シートは蒸気を発生するため、カイロより早く温まります。

血流の促進は、蒸気を伴う温め方の方が2倍近く効果的なことが、実験により明らかにされているのです。

まとめ

自律神経の乱れも腰痛も治る!?歪み仙骨を改善して全身を健康にする方法(まとめ)

仙骨の「仙」には「不老不死」や「神秘」といった意味があり、古くから仙骨は、神秘的で重要な働きをもつ存在として扱われてきました。

そんな仙骨を、現代の私たちは、偏った姿勢で毎日少しずつ歪ませ、辛い症状を引き起こしているのです。

しかし幸いなことに、原因が日常にある仙骨の歪みは、日常を見直すことで改善していくことができます。

正しい姿勢や運動を心がけ、ストレッチを継続して、自律神経の不快な症状や、辛い痛みと訣別してしまいましょう。

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