夏の老化をストップ!究極の自然素材「ぬか漬け」の効果とは

夏の老化をストップ!究極の自然素材「ぬか漬け」の効果とは

夏はどうしても食欲が落ち、冷たい飲み物やさっぱりした麺類に偏りがち。

そんな食事は、糖質ばかりでビタミンやたんぱく質が不足し、ますます夏バテを促進してしまいます。

また長引く夏バテは、老化の引き金にもなりかねません。

そこで一品、加えたいのが「ぬか漬け」。

独特の香りと旨味が食欲をそそり、しかも健康に必要な栄養がしっかり摂れるので、夏バテ対策にぴったりです。

米離れが進む昨今は、ご飯のお供、ぬか漬けの出番も減少。

しかしここ数年、通販やスーパーで「ぬか漬けセット」の売り上げが伸びるなど、ぬか漬けが復活傾向にあります。

その理由は、ぬか漬けの自然食材ならではの健康効果。

今日は、日本人のソウルフード「ぬか漬け」をテーマに、その栄養と健康効果を詳しくお伝えします。

併せて、夏に老けるといわれる肌のために、「米ぬか」を使った美容法もご紹介したいと思います。

ぬか漬けの栄養と健康効果

ぬか漬けは、原型となる漬け物は奈良時代には既にあったようですが、米ぬかを使ったぬか漬けが広まったのは、白米が普及し出した江戸時代といわれています。

現代に入っても、少し前までは各家庭のお勝手にはぬか床があって、食卓にぬか漬けは欠かせないものでした。

近ごろはそんな家庭も少なくなり、ぬか漬けは日常的な食べ物ではなくなっています。

しかし、食の大切さが叫ばれる今、ぬか漬けの良さが再認識されているのです。

昔も今も、変わらぬ高い評価を得ているぬか漬けとは、一体どんな食べ物なのでしょうか。

栄養の宝庫

ぬか漬けのぬかとは、玄米を精製した時に出る米ぬかのこと。

米の胚芽や皮部分が粉末になったもので、ここに米の栄養の90%以上が詰まっているのです。

1. 豊富な栄養

米ぬかは、鉄、リン、マグネシウム、カルシウムといったミネラルや、ビタミンB群、ビタミンE、たんぱく質、食物繊維など、健康に欠かせない栄養素が豊富です。

中でも、ビタミンB群はエネルギー代謝に欠かせない栄養素なので、疲労回復、夏バテ防止に欠かせません。

このビタミンB群の補給に、ぬか漬けは最適の食べ物。

ビタミンB群は水溶性なので、ぬか床の水分を介して、野菜の中にどんどん浸透していくからです。

たとえば、ぬか漬けの代表のキュウリ。

キュウリはほとんどが水分で、ギネスにも「世界一栄養のない野菜」として登録されています。

そんなキュウリもぬか漬けにすると、ぬか床の塩分でキュウリの水分が抜かれ、そこにぬかの豊富な栄養が浸透して、驚くほど栄養価の高い野菜に変身するのです。

またぬか漬けは生で食べるため、野菜自体の栄養素も、壊すことなく丸ごと摂ることができます。

2. 米ぬか特有の成分

さらにぬか漬けの効果効能に大きく関係するのが、米ぬかに含まれる次の機能性成分の働きです。

・フィチン酸
ビタミンB群の1種で、抗酸化力が高く、コレステロールの抑制、動脈硬化やがんの予防効果があり、最近は貧血予防効果も報告されています。

・イノシトール
神経細胞に多く存在する成分で、うつ病やイライラ、抜け毛の予防に有効といわれています。

また体脂肪の抑制作用があり、動脈硬化予防やダイエット効果も。

・フェルラ酸
抗酸化作用をもつポリフェノールの1種で、老化防止や認知症予防の効果が期待されています。

フェルラ酸には、アルツハイマー病の原因物質アミロイドβの分解を促進したり、傷ついた脳細胞を修復する働きがあるのです。

また紫外線吸収作用もあることから、日焼け止め成分としても活用されています。

・γ-オリザノール
ポリフェノールの1種で、米ぬか特有の成分。

高い抗酸化力で、生活習慣病や認知症の予防、アレルギーの改善、自律神経のバランスを整える効果があります。

3. 発酵で栄養が増える

ぬか漬けが栄養豊富なのは、「発酵食品」であることも大きく関係しています。

「発酵」とは、乳酸菌などの善玉微生物によって、食材に含まれる栄養が分解され、新たに有用な成分が作られる働きのことです。

ぬか漬けは、野菜についている乳酸菌や酵母菌が、ぬかと野菜の栄養をエサに増殖してできる発酵食品。

同じ野菜も、ぬか漬けにして発酵させると、はるかに栄養価が高まるというわけです。

またぬか漬けは、発酵の過程で米ぬかのたんぱく質が分解され、旨味成分のアミノ酸ができるため、独特の美味しさが生まれます。

植物性乳酸菌の働き

ぬか漬けのもう一つの魅力が、発酵によって生まれる「植物性乳酸菌」です。

乳酸菌といえばヨーグルトですが、ヨーグルトやチーズなど、牛乳由来の動物性乳酸菌は、欧米の食文化から生まれたもの。

それに対して、野菜や果物由来の植物性乳酸菌は、お米中心の食生活の歴史を持つ日本人にとって、相性が良いといわれています。

また植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌と違い、胃酸に負けずに生きたまま腸に届く、強い乳酸菌です。

植物は、乳酸菌が必要とする糖分などの栄養が少なく、さらに寒暖や紫外線など過酷な自然環境に置かれています。

そんな条件が、植物性乳酸菌に強い耐性を与えたというわけです。

ぬか漬けは、野菜の食物繊維と共に植物性乳酸菌を摂ることができる、便秘解消に理想的な食べ物といえます。

このように、血管系疾患や生活習慣病の予防、がん予防、認知症予防、デトックス効果など、多くの健康効果を期待できるのが「ぬか漬け」なのです。

米ぬかで美肌作り

米ぬかで美肌作り

ぬか漬けに使われる米ぬかは、肌に使っても素晴らしい美容効果を発揮します。

米ぬかの美肌効果

江戸時代には米ぬかが石鹸代わりに活躍し、女性はぬかを布の袋に詰めたもの(ぬか袋)で、顔や体を洗っていたそうです。

そして現代もここ数年、米ぬか洗顔ブームが到来し、化粧品でも、米ぬかエキスを使った洗顔料や化粧水、ヘアケア用品が人気。

米ぬかで洗った肌は、しっとりスベスベになり、続けるうちにシミやくすみが取れてワントーン明るくなるからです。

このような米ぬかの美肌効果は、どうして生まれるのでしょうか。

・保湿作用

米ぬかはふわっとした粉状になっていますが、その20%は良質な「植物性オイル」。

また、人間の肌のセラミドと構造がよく似た「米ぬかセラミド」や、「オリザブラン」という水溶性多糖類が含まれています。

これら成分が肌のバリア機能を高め、水分を保持してしっとり肌を作ってくれるのです。

・美白作用

米ぬかは米の種皮が微粉砕されたものなので、穏やかなピーリング作用があり、また血行促進作用に優れた「ビタミンE」や「γ-オリザノール」が含まれています。

このため古い角質や毛穴の汚れが取れ、血行が良くなることから、ターンオーバーが促進され、シミやくすみが改善されていきます。

さらに、γ-オリザノールや米ぬかセラミドにはメラニン生成の抑制作用があり、これらの総合的な働きで美白効果が得られるのです。

・抗老化作用

米ぬかのフィチン酸やフェルラ酸、γ-オリザノールといった「抗酸化成分」は、活性酸素を除去してシミやシワたるみを防ぎます。

さらに豊富な「ビタミンB群」が、肌の生まれ変わりを助け、肌を若々しく保ちます。

昔から米どころに美人が多いといわれるのも、このような米ぬかの美肌効果があればこそ。

私たちもぜひ、毎日のスキンケアに米ぬか洗顔を取り入れてみましょう。

米ぬか美容のやり方

米ぬかは、お米屋さんやスーパー、ネットショップで入手できます。

気をつけたいのは、油分を含む米ぬかは酸化しやすいので、新鮮なものを選ぶこと、そして冷蔵保存して早めに使い切ることです。

またアレルギーの心配がある方は、事前のパッチテストもお忘れなく。

1. 洗顔

米ぬか洗顔の方法の一つは、ぬか袋を使うもの。

木綿の布やガーゼで袋を作り、米ぬかを入れて口を縛ります。

これをぬるま湯に浸し、顔に押し当てるようにして洗顔し、よくすすぎます。

もう一つは、米ぬかを直接使う方法。

スプーン2~3杯の米ぬかを手のひらに取り、水かぬるま湯を加えて適度なゆるさにします。

これを優しく揉み込むように顔に伸ばし、最後はぬるま湯で十分洗い流します。

こちらの方法は、ピーリング作用があるのでやり過ぎは禁物、週1~2回程度にしましょう。

刺激が心配な方は、白ぬか(化粧ぬか)がおすすめ。

白ぬかは、玄米の種皮の一番内側の部分からできるぬかで、ぬか全体の5%しか採れない希少なものです。

非常にキメ細かくて低刺激、柔らかい肌当たりで心地よく使えます。

2. パック

肌の疲れを感じた時は、米ぬかパックがおすすめ。

小麦粉2に米ぬか3の割合で適量をボウルに入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら、垂れ落ちない程度のペースト状にします。

顔に塗り広げて10分ほどおいたら、ぬかが残らないように丁寧に洗い流しましょう。

3. 入浴剤

ぬか袋は、お風呂でも大活躍。

石鹸で体を洗った後にぬか袋でマッサージしたり、浴槽に入れてぬかエキスを揉み出せば、全身美容ができます。

まとめ

夏の老化をストップ!究極の自然素材「ぬか漬け」の効果とは(まとめ)

若い頃はすぐ回復できた夏バテも、40代50代となるとそうもいきません。

そんな時の救世主が「米ぬか」。

お米で育った日本人にとって、お米から生まれた米ぬかは相性抜群なのです。

  • ぬか漬けで夏バテ防止
  • 米ぬか洗顔で美肌作り

ぜひ米ぬかパワーを味方にして、猛暑にも紫外線にも負けない、老けない夏を過ごしたいものです。

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