秋の抜け毛でどんどん薄毛に!防ぐ鍵は正しい夏のヘアケア

秋の抜け毛でどんどん薄毛に!防ぐ鍵は正しい夏のヘアケア

女性にとって、夏は紫外線との闘いの季節。

肌老化の80%は紫外線が原因というのですから、紫外線対策は気が抜けません。

しかし夏が終わってホッとする間もなく、今度は「抜け毛の秋」がやって来ます。

それでなくても、年々薄毛になっているのに…、と心細くなる方も多いのではないでしょうか。

そんな方にとって大切なのは、秋の抜け毛の前の、「夏」の過ごし方。

夏は髪にとっても危険が一杯で、間違った夏のヘアケアは、将来の薄毛に繋がってしまうのです。

そこで、今回のテーマは「秋の抜け毛」。

秋に抜け毛が増える本当の理由と、抜け毛から薄毛に発展させないための夏のヘアケアのポイントを、詳しくご紹介します。

秋はなぜ抜け毛が増えるのか

「秋は抜け毛のシーズン」だと分かっていっても、急に抜け毛が増えると、シャンプーのたびに髪の量がどんどん減っていくような気がして、不安が募るものです。

そもそも、なぜ秋は抜け毛が増えるのでしょうか。

抜け毛に必要以上に不安を感じないためにも、髪はどのようにして抜けていくのか、まずはその過程を知ることが大切です。

髪の毛の一生

人間の髪の本数は平均10万本、1日に伸びる長さは約0.3mm、1本の髪の寿命は2~6年ほどといわれています。

髪の毛は、成長しては抜け落ち、また生えるという「ヘアサイクル」を繰り返しており、このサイクルの長さが2~6年なのです。

ヘアサイクルは、次のように大きく3段階に分かれます。

成長期(2~6年):

生まれた髪の毛が細胞分裂を繰り返し、太く長く成長する段階。今ある髪の毛のほとんどは、この成長期に当たります。

退行期(2~3週間):

細胞分裂が衰えて毛根が徐々に小さくなっていき、髪の毛の成長が鈍くなる段階。

休止期(3~4ヶ月):

髪の毛の成長が止まり、抜けるのを待っている段階。

休止期の髪はやがて終期を迎え、寿命を終えた髪の毛が抜け落ちて、次の髪が生える準備が始まります。

ヘアサイクルのうち、成長期の期間はおよそ85~90%、退行期は1%、休止期は10~15%を占めると考えられています。

全体の髪の毛を10万本とすると、ヘアサイクルの割合から、休止期に当るのは1万~1万5千本。

これが3~4ヶ月かけて抜けるわけですから、髪の毛は1日100本は自然に抜ける計算になります。

また、ヘアサイクルは髪の毛1本1本で違います。

ですから寿命を迎える時期もバラバラとなり、髪が一度に何千本も抜けることは、通常はないわけです。

秋に抜け毛が増える理由

ところが秋になると、自然脱毛以上の髪の毛が抜け出します。

一体なぜなのでしょうか。

1. 夏のダメージ

よく知られている理由が、夏の疲れが秋に出るというもの。

夏は紫外線や汗に加え、暑さによる睡眠不足や栄養不足などで、髪はかなりのダメージを受けます。

そのため髪が弱って成長期が短くなり、通常以上の抜け毛になってしまうのです。

2. 季節の変化に備えるため

動物には、「換毛期」といって、季節の変わり目に古い毛と新しい毛が交代する時期があります。

秋は夏毛と冬毛が入れ代わる換毛期であり、寒い冬に備えて特に生え変わりが盛んになるため、抜け毛も増えることになります。

人間も、その昔は全身体毛に覆われた類人猿だったわけで、その頃の名残りが頭髪に起こるのではないか、と考えられるのです。

3. ヘアサイクルが進むため

もう一つの理由は、ヘアサイクルの変化によるもの。

紫外線が強くなると、頭は紫外線を少しでも遮蔽するために、髪を早く成長させてボリュームを増やそうとします。

そのため髪の伸びるスピードが速くなり、ヘアサイクルが進んで、夏が終わると共に、成長期を終えた髪が一斉に抜け出すことになるのです。

夏のヘアケアは「頭皮」が肝心

夏のヘアケアは「頭皮」が肝心

このように秋の抜け毛の大半は、生理的な現象だったり、一時的なダメージで起こるものといえます。

ですから抜け毛が多いからといって、必ずしも薄毛に繋がるわけではないのです。

大切なのは、抜けた後に新しい毛が生えてくること。

そして、それには「頭皮が健康」である必要があります。

つまり夏のヘアケアで最も肝心なのは、「良好な頭皮環境」を整え、秋からスタートする髪の毛の誕生と、成長を促すことなのです。

紫外線、汗、冷房による乾燥、夏バテによる栄養不良など、夏は頭皮を不健康にする要因が満載です。

しっかり対策をしていきましょう。

1. 紫外線から頭部を守る

紫外線は髪の主成分のケラチンたんぱく質を破壊し、キューティクルを剥がして、枝毛や切れ毛、パサツキ、ゴワツキを起こします。

さらに紫外線のダメージは頭皮にも及び、髪を生み出す毛母細胞の働きを低下させ、抜け毛や細毛に繋がります。

外出時の日傘や帽子、UVカットスプレーは必需品と心得ましょう。

頭皮がむき出しになる髪の分け目には、頭皮用の日焼け止め美容液を塗るのも良い方法です。

2. 紫外線から目を守る

紫外線は直接、髪の毛や頭皮にダメージを与えるだけではなく、目から入って間接的にも悪影響をもたらします。

それは、目の奥まで入り込んだ紫外線が、網膜を損傷するからです。

髪の毛を作るアミノ酸の一つにメチオニンがありますが、このアミノ酸は網膜の修復に不可欠な成分でもあります。

そのためメチオニンは、視覚の最重要部である網膜のほうに消費されてしまい、髪の毛にメチオニンが回らなくなります。

こうして髪の寿命が短くなって抜け毛が増えたり、新しい髪の毛が育ちにくくなってしまうのです。

よく、シミ予防には日焼け止めだけでなく、目からの紫外線侵入を防ぐことが必要だといわれます。

紫外線の情報は目から脳に届き、メラニン生成の指令が全身に発せられるからですが、夏の外出時のサングラスは、髪のためにもぜひ習慣にしたいものです。

3. 頭皮ケア

頭皮は、毛が生えて成長するための土壌です。

頭皮が健康だと、髪が抜けてもすぐに次の毛が生え、しかも太く成長することができます。

しかし、夏は次のような原因で、頭皮が硬くなる、油っぽくなる、炎症を起こすなど頭皮環境が悪化します。

  • 暑さのストレスや寝不足による血行不良
  • 冷房や紫外線による乾燥
  • 汗の塩分
  • 皮脂による毛穴の詰まり

これらの要因に対して、次のような頭皮ケアを行うことが大切です。

・血行促進を心がける

体の最も高い位置にある頭部は、血流が悪くなるとその弊害をもろに受け、毛根に栄養が行き渡らなくなります。

冷房や冷たい飲食物で体を冷やさないようにし、頭皮マッサージや、入浴は湯船に浸かって温まるなど、血行促進を心がけましょう。

・髪と頭皮を清潔に

夏の髪と頭皮は、暑さと汗、皮脂で、まさに雑菌の温床状態。

皮脂と汚れで毛穴が詰まりやすくなり、炎症を起こすこともあります。

そこでシャンプーですっきり洗い流したいところですが、しかし、強い洗浄力は潤いを奪い、弱り気味の髪や頭皮に負担がかかって逆効果です。

毎日のシャンプーは、洗浄力の穏やかなアミノ酸系のスカルプシャンプーなどで行い、毛穴の詰まりが気になる時だけ、シャンプー前に頭皮クレンジングをプラスするのがおすすめ。

また、汗の塩分も頭皮を傷めます。

汗をかいたらこまめに拭き取り、できればお湯で洗い流すようにしたいものです。

4. 食事

髪の毛にとって、夏は栄養面でも危険な時期です。

食欲が低下する夏はさっぱり系の食事に偏り、髪の毛の材料となるたんぱく質や、髪の成長に必要なビタミン、ミネラルが不足しがちだからです。

体にとって、髪は生命維持のための優先度が最も低い部分なので、栄養不足の影響は髪に真っ先に出てしまいます。

次の食品で、髪を作り育てる栄養を十分摂れるようにしましょう。

  • 肉や卵、乳製品
  • 大豆製品
  • 青魚
  • 牡蠣やレバー
  • 緑黄色野菜
  • ナッツ
  • 海藻類

まとめ

秋の抜け毛でどんどん薄毛に!防ぐ鍵は正しい夏のヘアケア(まとめ)

秋の抜け毛と、その後の髪の状態は、夏のヘアケア次第で大きく違ってきます。

特に頭皮のケアを怠ると、抜け毛の後に細い髪しか生えなくなるということも…?

そうなってからでは、遅いのです。

中高年の髪のボリュームが無くなるのは、抜け毛だけでなく、細毛も理由の一つ。

なぜ髪が細くなるかというと、それは、女性ホルモンの影響もありますが、頭皮環境の悪化によるところが大きいのです。

この夏からはぜひ、頭皮ケアを徹底し、髪を育てる栄養をしっかり摂って、太い髪が育つ土台作りを心がけましょう。

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