アラフォーの歯が危ない!?歯を失う前にやるべき3つのこと

アラフォーの歯が危ない!?歯を失う前にやるべき3つのこと

あのコメットさんに虫歯が17本も!
かつての人気アイドル大場久美子さんが、17本の虫歯を最新治療でたった2日で完治、というテレビ番組が話題になりました。

55歳の彼女は、更年期によるホルモンバランスの崩れが原因だったようですが、実はアラフォー世代の虫歯は要注意なのです。

中高年は虫歯になりやすく、さらにそのせいで歯を失う危険も高くなります。
歯がなくなれば、ホワイトニングどころか肌も脳も体も健康を失うことになってしまいます。

歯磨きはしっかりやっているわ、という方も必見!
歯を失わないための、最強歯磨きの3つのポイントをご紹介します。

中高年が虫歯になりやすい理由

虫歯の原因はミュータンス菌。
この虫歯菌が歯垢を餌に増殖し、その際に発生する酸が歯のカルシウムやリンを溶かして穴を開けるのです。

特に女性は中高年になると、次の3つの理由により虫歯になりやすくなります。

1. 女性ホルモンの減少
女性ホルモンのエストロゲンには、骨や歯からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。

45歳過ぎあたりから、女性ホルモンは急激に減少し始め、そのためカルシウム不足から歯が弱くなるのです。

2. 唾液の減少
唾液には、口内の汚れや細菌を洗い流す働きがあります。
しかし加齢と共に唾液の分泌能力が低下し、ミュータンス菌が繁殖しやすくなります。

3. 歯茎の後退
歳とともに歯茎の成分コラーゲンが減少すると、歯茎が下がってきます。
そのため、露出した歯の根元から虫歯になりやすくなります。

虫歯は歯を失う原因の一つ

歯は、中心の歯髄を覆って象牙質があり、その外側をエナメル質が覆うという構造になっています。

虫歯は歯科用語では「う蝕(うしょく)」といい、一般の虫歯が「エナメル質う蝕」であるのに対し、大人の虫歯は次の2つに分けられます。

・歯根面う蝕
歯茎が下がってきて、歯の根元が虫歯になったもの。
歯根部には象牙質が露出している部分があり、象牙質は酸に弱いため虫歯になりやすいのです。

また痛みを感じにくいため、気づくのが遅くなりがちです。

・二次う蝕
治療後の詰め物(インレー)や、被せ物(クラウン)の周囲が虫歯になったもの。
中高年の虫歯の半分以上が、この二次う蝕です。

詰め物と歯の間のミクロの隙間は、虫歯菌の恰好の巣となります。
また、一度削られた部分が虫歯になるためダメージが深く、歯を抜くことになりやすいのです。

虫歯予防にはフッ素

虫歯予防にはフッ素

虫歯予防の第一は、もちろん徹底した歯磨きです。
食べ物や歯垢が溜まりやすい歯間は、歯間ブラシやフロスも使ってきちんと汚れを落としましょう。

さらに効果的なのは、「フッ素配合」の歯磨きや洗口液の活用です。
フッ素には次のような虫歯予防効果があります。

・歯の再石灰化を促進する
唾液には、菌によって溶け出したカルシウムやリンを再び歯に吸収させるという、再石灰化の働きがあります。

フッ素にはこの唾液の再石灰化を促進し、初期虫歯なら治してしまう効果があるのです。

・歯を強化する
歯のエナメル質の成分と結合し、硬いフルオロアパタイトとなって歯を強くしてくれます。

・ミュータンス菌を抑制する
ミュータンス菌の活動を抑え、歯が溶けるのを防ぎます。

フッ素歯磨きの3つのポイント

フッ素製品には、歯科医院で購入できるフッ素洗口液や、市販のフッ素配合歯磨きがあります。

フッ素歯磨きを使う場合は、フッ素にしっかり働いてもらうために以下の点に気をつけましょう。

1.就寝前の歯磨きが特に効果的
寝ている間は唾液の分泌が減少し、フッ素が唾液で流されにくくなります。
そのためじっくり再石灰化が進み、歯を強化することができるのです。

2.ジェル状歯磨きを使う
ジェルは粘性が高いため、歯の表面にフッ素が残りやすくなります。
また泡立ちにくいので、しっかり磨けて歯垢もよく落とすことができます。

3.すすぎは軽く
フッ素をなるべく残すため、すすぎはコップの底から1~2cm(15ml程度)の少量の水で1回で済ませましょう。

アンチエイジングは丈夫な歯から(まとめ)

アンチエイジングは丈夫な歯から(まとめ)

日本は、先進国の中でも群を抜いた虫歯大国といわれています。

2011年の厚労省の調査によると、1人あたりの虫歯の数は、30歳頃には治療済みも含めると10本以上、45歳を過ぎると14本。
なんと、歯の半分が虫歯ということになるのです。

年齢が上がるほどに虫歯のダメージも深刻になりやすく、虫歯が原因で歯を失うケースも多くなるそうです。

美肌も健康も、食べ物をきちんと咀嚼できる歯があってこそ。
世界各国の研究でも、残った自分の歯が多い人ほど病気の罹患率が低く、寿命も長いという結果が報告されています。

いつもの歯磨きをちょっと見直すだけで、「80歳で20本の歯」は叶えることができるのです!

このページのトップヘ

▼おすすめの記事

▼口コミ体験レビュー

▼カテゴリー一覧

▼その他