細胞が若返る!寿命が延びる!50代を救う空腹の6つの効果とは?

細胞が若返る!寿命が延びる!50代を救う空腹の6つの効果とは?

日本は世界一の長寿国。

また高齢化率も世界一といわれ、90歳以上の人口は実に200万人を超えています。

しかし、働き盛りの世代は生活習慣病に悩み、子供達は肥満が多く、このままでは日本人の平均寿命は短くなり55歳まで生きられないという説も飛び出しています。

90歳以上の長生き層は、戦前戦後の粗食の空腹時代を生きた人々。

それに対して、飽食の時代に生まれ育ったのが、現代の若者~中年層。

この空腹と飽食こそが、実は長寿と若返りのキーワードなのです。

栄養を考えた食事を3食きちんと摂り、規則正しい生活をしているのに、この頃体力の低下、老化を感じる…。

そんな50代女性のために、今日は、空腹と寿命・若さの関係と、空腹がもたらす効果について、お伝えしたいと思います。

さらに、空腹効果を得るための効果的な方法を、詳しくご紹介していきます。

空腹と寿命・若さの関係

タモリ、ビートたけし、未唯mie、GACKT、京本正樹、高橋一生、内村航平、オバマ元大統領…。

以上の有名人に共通しているのは、驚異的な若さと引き締まったボディ、身体能力の持ち主であること、そして1日1食主義だということ。

彼らの若さと美しさの秘密は、その節制した食事にあります。

1日1食は当然空腹時間が長くなり、そうすると、あの若返りで有名な「サーチュイン遺伝子」が働き出すからです。

サーチュイン遺伝子と空腹、若さには、一体どういう関係があるのでしょうか。

サーチュイン遺伝子とオートファジー

私たちの体は、水分を除くと、その半分以上がたんぱく質で作られています。

たんぱく質は、体のあらゆる組織を構成している、生命活動の基本となる成分なのです。

私たちは、毎日の食事でたんぱく質を摂取します。

摂ったたんぱく質は体内でアミノ酸に分解・吸収され、体の各細胞はそのアミノ酸をもとに「たんぱく質を合成」します。

たんぱく質は脂肪のように溜めておくことができないので、常に合成する必要があるのです。

その一方で、細胞には自らの細胞内の不要な「たんぱく質を分解」する働きもあり、これを「オートファジー(自食作用)」と呼んでいます。

オートファジーが働くことにより、

  • 異常なたんぱく質や老廃物を除去し、蓄積を防ぐ
  • 栄養が入ってこない時に、分解したたんぱく質で新たなたんぱく質を作る

といったことができます。

人間や動物が、絶食状態でも一定期間生きていられるのは、このオートファジーの働きによるもの。

オートファジーは、いらなくなったたんぱく質を一度分解し、それを使って必要なたんぱく質を作り出す、いわば「リサイクル」機能なのです。

そして、このオートファジーを発動させるのが「サーチュイン遺伝子」です。

サーチュイン遺伝子は普段は休眠状態ですが、飢餓状態になると生命の危機とばかりに活性化し、オートファジーを発動します。

つまり、空腹がサーチュイン遺伝子を働かせる鍵というわけです。

狩猟や採集生活をしていた太古の人類は、常に食べ物が得られるわけではなく、飢餓との闘いの中を生き抜くために進化したのが、サーチュイン遺伝子なのです。

空腹がもたらす効果

このように私たちの体には、「空腹→サーチュイン遺伝子→オートファジー」という仕組みが備わっており、その結果、次の効果が生まれます。

1. 若さを保つ

オートファジーが働くことで、まず細胞内の老廃物が除去され、健康の源である血液もキレイになります。

同時に老朽化したミトコンドリアも分解され、新しく作り直されてエネルギー生産が活発になるので、「細胞レベルで若々しく」なるのです。

空腹と若さの関係で有名な話が、米ウィスコンシン大学が行った、アカゲザルの20年にわたる実験結果です。

その実験では、十分な食事を与えられてきたサルが抜け毛やシワが多いのに対し、30%の食事制限を続けたサルは若々しい肌と毛並みを保っていた、と報告されています。

さらに空腹は、次の効果をもたらします。

2. 免疫力の増強

免疫の働きは、細菌やウィルスを阻止するだけでなく、がんの発症や進行も抑制します。

しかし現代人に懸念されているのが、この長寿の要ともいえる免疫力著しい低下です。

免疫力は、空腹状態になると高まります。

生存の危機から体を守ろうとして、白血球を始めとする「免疫細胞が活性化」するからです。

3. 新陳代謝が活発になる

空腹になると、グレリンというホルモンが分泌されます。

グレリンは食欲増進ホルモンとして知られていますが、もう一つの重要な働きが、「成長ホルモンの分泌を促進」すること。

成長ホルモンが増えることで細胞の生まれ変わりが活発になり、疲労回復や病気の治りが早くなり、肌がキレイになります。

また空腹は、食べ物の消化に酵素を使わなくて済みます。

その分が代謝酵素として使われるため、さらに代謝が活発になるのです。

4. ダイエット効率がアップ

空腹時には血糖値が下がるため、体は糖の代わりに脂肪を使ってエネルギーを作ろうとします。

つまり空腹時は体脂肪が消費されやすい状態になり、積極的に体を動かしたり運動したりすると、ダイエット効果が高くなるのです。

5. 胃腸が健康になる

空腹になるとお腹がグーッと鳴るのは、胃が収縮する時の音。

胃は空っぽになると強い収縮を繰り返し、食べかすや古い粘膜を押し出して胃の中を掃除します。

こうして胃腸はクリーンな状態になり、さらに空腹時間の間に十分休むことができるので、消化・吸収が活発になるのです。

6. 脳の働きが良くなる

食事の後は、エネルギーの多くが食べ物の消化に費やされます。

しかし、空腹時にはその分のエネルギーが脳に回るので、頭の回転が速くなり、記憶力や理解力が高まります。

また最新の研究で解明されたのが、空腹時には、脳内の長期記憶に関わる「CRTC」というたんぱく質が活性化することです。

CRTCは普段、インスリンによってその働きが抑制されているのですが、血糖値が低い空腹時にはインスリンの分泌が低下します。

そのためCRTCの働きが良くなり、記憶力が高まるというわけです。

空腹状態を上手に作るには

歳とともに、免疫力も新陳代謝も記憶力も低下してきます。

肌も体も何となく老けてきたな、と実感し始めたら、空腹の若返り療法を実践してみましょう。

しかし、やみくもに絶食しても、胃腸に負担をかけて逆に健康を害することもあります。

では、サーチュイン遺伝子を活性化し、若返り効果を最大限得るには、どのように空腹状態を作ればいいのでしょうか。

1日2食

本当の空腹感とは、前の食事で摂った食べ物が消化され、胃が空っぽになった時に起こるものです。

食べ物の中で、胃に滞留する時間が最も短いのは果物(20~30分)で、炭水化物は2~4時間、たんぱく質は4~6時間、脂質は7~8時間。

ですから、食事をしてから胃が空っぽになるまでには、食べ物の種類や量にもよりますが、おおむね4~6時間ほどかかり、脂肪の多い食事ではそれ以上になります。

十分な空腹状態を作るには、食事の間隔を6時間以上空ける必要があるのです。

この時間を確保するには、1日2食がおすすめ。

特に朝食を抜くと、前日の夕食から当日の昼食まで、16~18時間の長い空腹状態を作ることができます。

人間の体の生理リズムによると朝は排泄の時間になるので、体が排泄に専念できる時間も長くなり、空腹効果がより高まります。

ただし空腹時間が長くなるので、間食や夜食の誘惑に負けない意志の強さは必要です。

プチ断食

プチ断食

毎日朝食抜きは無理、という場合は、週末を利用して、1日だけ食事を抜くプチ断食があります。

断食の前後の日は食事を軽めにし、胃腸を慣らすようにしましょう。

平日は普通の食事スタイルでも、週末のトータル3日間で、かなりの食事制限ができることになります。

摂取カロリーの制限

空腹状態を作るのに一番取り組みやすいのは、毎回の食事を腹七分目か八分目にすること。

カロリー的には、摂取カロリーを、必要とされるカロリー量の7~8割に抑えることになります。

気をつけたいのは、減らすのはカロリーだけで、栄養素はバランス良くしっかり摂ること。

糖質や脂肪でカロリーを抑え、たんぱく質や野菜類は減らさないようにしましょう。

以上のいずれかの方法で、気持ちの良い空腹を感じてから、ゆっくり食事をする習慣をつけることが大切です。

理想は、空腹を感じてもすぐ食べず、30分~1時間空腹状態を維持してから食事をすること。

そうすると、サーチュイン遺伝子がより活性化するそうです。

空腹と血糖値の関係

ダイエットに関心のある方は、空腹の後に食事をすると、血糖値が上がって太りやすくなるのでは?という疑問が湧くかもしれません。

しかし、食後は血糖値は上がるものです。

問題は、糖質ばかりをたくさん食べたり、一気にドカ食いをしたりして、血糖値が急上昇すること。

「ゆっくりよく噛んで食べる」ようにすると、血糖値の上昇も緩やかになり、2時間もすれば正常値に戻るのが通常です。

また、「食べる順番ダイエット」のやり方で、野菜やたんぱく質食品から先に食べるのもよい方法です。

ただし、次の方は食事抜きや断食は控えるか、医師に相談の上で行うようにしましょう。

  • 極端な栄養不足、痩せ過ぎ
  • 妊娠中
  • 糖尿病
  • 胃食道逆流症
  • 薬を服用している

まとめ

細胞が若返る!寿命が延びる!50代を救う空腹の6つの効果とは?(まとめ)

細胞内では、日々、古くなり変性したたんぱく質が老廃物となり、さらに細胞自体、数千億個が毎日死滅し、これも老廃物として溜まっていきます。

これら老廃物が細胞の機能を阻害し、老化に繋がっていくのです。

老廃物の速やかな排泄こそ、若さの秘訣であり、その究極の方法が「空腹」というわけです。

空腹のあとの食事は、食べ物の美味しさが違います。

空腹は、健康と若さだけでなく、食事が美味しいという最高の幸せも与えてくれるのです。

1日2食や腹八分目に捉われず、まずは、思いっきりお腹が空いてからゆっくり食べることを心がけ、健康と若さに溢れたご長寿を目指しましょう。

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