ほっておくと足がガタガタに!?「かくれ偏平足」が怖い理由

ほっておくと足がガタガタに!?「かくれ偏平足」が怖い理由

いつも脚が重だるい、長時間歩くと脚がひどく疲れる、足に焼けるような痛みが…。
今、シニア世代の女性に増えているのが、こういった足の悩みです。

その原因は意外なことに、偏平足。
特に最近問題になっているのが、「かくれ偏平足」です。

シューズメーカーのムーンスターが、50~70代の女性2249人対象に行ったアンケート調査では、偏平足の人は14.0%もいるそうですが、背後にはその数倍ものかくれ偏平足の存在が懸念されています。

酷くなると、歩行障害や運動障害まで引き起こす偏平足。

普段運動不足で腰痛もち、歩くと足裏が痛くなる…、そんな方必見!
かくれ偏平足を改善する、簡単2つの筋トレをご紹介します。

かくれ偏平足とは

偏平足とは土踏まずがなく、足裏がフラットになった足のことですが、一見土踏まずがあるのに、その機能を果たしていないのが「かくれ偏平足」です。

どういうことかというと、床に足をつけて重心をかけると、あったはずの土踏まずが下がって床にペタッとついてしまい、偏平足と同じ状態になってしまうのです。

見た目ではなかなか自覚しにくいのですが、実はかくれ偏平足の人には特徴的な歩き方があります。
それが「ペタペタ歩き」です。

足が着地する時につま先の上がり方が少なく、かかとからすぐ土踏まずが地面にべったり。
ほぼ足の裏全体で、ペタペタ、ドタドタした歩き方になります。

こんな歩き方に心当たりがあれば、あなたは「かくれ偏平足」かも?

土踏まずの役割

土踏まずの役割

土踏まずは、現存する動物の中では二足歩行する人間にしかなく、次のような重要な役割をもっています。

・全身のバランスコントロール
足の裏には、親指からかかと、小指からかかと、親指から小指にかけてと、3本の土踏まずが走っています。

これらの土踏まずが、前後、左右の体の揺れと、体のひねりといった動きをコントロールしてくれるので、私たちはバランスをとって立ったり歩いたりできるのです。

・衝撃吸収のクッション
歩いたり走ったりする時、土踏まずは地面からの衝撃を緩和し、足の骨や靭帯、筋肉を守ります。

・歩く時のバネ
歩く時に爪先で地面を蹴って前に進めるのは、土踏まずがバネの働きをするからです。

以上の働きのある土踏まずがなくなると、体のバランスを保つために脚に過大な負担がかかり、膝や太もも、ふくらはぎが疲労します。

また衝撃がもろに足の骨や靭帯にかかるので、炎症が発生して痛みを引き起こすことになるのです。

偏平足の原因は足の筋力低下

土踏まずは、まだハイハイの赤ちゃんにはなく、歩き出す2歳頃から6歳頃にかけて、徐々に足底筋という筋肉がついて形成されていきます。

また土踏まずを吊り上げているのが、脚のすねから伸びる「後けい骨筋」という筋肉です。
これらの筋肉は、次のような原因で衰えていきます。

・加齢
・運動不足(歩くことが少ない)

さらにかくれ偏平足を助長するのが、

・楽な靴
「楽な靴」で偏平足になるとは、ちょっと意外かもしれません。
幅広の緩めの靴、緩く結んだ靴紐、サンダル、どれも締め付けがなくて足の健康にはよさそうですね。

しかし緩い靴の中では足が固定せず、土踏まずをきちんと支えることはできません。

そのため長い間には土踏まずのアーチが崩れてしまい、本格的な偏平足になってしまうのです。

もちろんきつすぎる靴もいけません。
足指の動きが制限されるので、これも筋肉の衰えに繋がります。

偏平足の予防と改善法

偏平足の予防と改善法

昔の日本人が健脚だったのは、舗装された道も交通機関もなく、わらじやぞうりでひたすら土を踏んで歩いて、みごとな土踏まずをもっていたからなのですね。

足裏の筋力をつけるには、次の筋トレがオススメです。

▼座って筋トレ
1.椅子に腰掛け足を組む
2.上に組んだ脚の足首を目一杯上に曲げる
3.元に戻す

これを左右20回ずつ、1日3セット行います。

▼立って筋トレ
1.両足を肩幅に開いて立つ
2.両足首を外側に曲げる
3.元に戻す

20回ずつ、1日3セット行いましょう。
テレビの健康番組の例では、これらの筋トレを1ヶ月続け、隠れ偏平足が改善したということです。

ほかにも、足指じゃんけんや鉛筆つかみで足指の筋肉を鍛えたり、家の中ではなるべく裸足で過ごすことも心掛けましょう。

土踏まずを鍛えて足から若返る(まとめ)

あの痛い外反母趾も、大きな要因に挙げられているのが実は偏平足なのです。

血液の折り返し地点である足は、「第二の心臓」ともいわれます。
偏平足のせいで土台となる足がよく機能しないと、足が痛いだけでなく、その弊害は全身に及びます。

▼偏平足により起こる弊害
・膝関節症
・腰痛
・肥満
・生活習慣病

「人は足から老いる」といいますが、それは「足から先に老化する」という意味のほかに、「足の老化が全身の老いを引き起こす」という意味もあるのでしょう。

急増しているという「かくれ偏平足」。
私は土踏まずがあるから大丈夫、といってはいられません。

2つの筋トレと、よく歩くことを心がけ、立派な土踏まず形成を目指しましょう。

このページのトップヘ

▼おすすめの記事

▼口コミ体験レビュー

▼カテゴリー一覧

▼その他