50代のアンチエイジングは手から!手のボコボコ血管の改善法とは

50代のアンチエイジングは手から!手のボコボコ血管の改善法とは

あるインターネットリサーチによると、女性の99%は毎日顔のスキンケアを欠かさないそうです。

しかし手のケアとなると、やっているのは39.7%と半数以下。

手は顔より10年も早く老化するといわれ、顔以上にお手入れが必要なパーツで、シミやシワのほかに「浮き出た血管」も悩みの種になります。

ボコボコした血管が気になって、人前に手を出すのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

今日は、そんな50代女性のために、手の血管が浮き出る原因を解明し、改善方法を詳しくご紹介していきます。

なぜ手の血管が浮き出るのか

よく「手を見れば歳が分る」といいますが、手が老化しやすいのは次の理由があるからです。

・紫外線の弊害
露出することが多い手は、常に紫外線を浴びています。

紫外線は活性酸素を発生させ、メラニンを沈着させてシミを作るほか、紫外線A波が真皮に達してコラーゲンを破壊し、シワの原因に。

また、活性酸素によって傷ついた肌は新陳代謝が遅くなり、老化スピードが速まってしまうのです。

・動きが激しい
私たちは何かをする時、必ずといっていいほど手を使っています。

手は日常的に動きが激しく、また物に触れることも多いため、その分疲れが溜まりやすく老化が早くなるのです。

特に女性は、水仕事で乾燥して手荒れを起こすことも多く、炎症によって生じた活性酸素が肌を老化させます。

このように負担が多いにもかかわらず、顔と違って、手は紫外線対策も保湿ケアも忘れがちなため、老化しやすいわけです。

中でも年齢を感じさせるのが、浮き出た血管。

医学用語ではこれを「ハンドベイン(hand-vein)」といい、主な原因として次の4点が挙げられています。

1. 肌のハリの低下

もともと手の甲は皮下脂肪が薄く、肌の厚みが少ない部分ですが、次の要因が加わることでさらに肌が痩せていきます。

・加齢

肌のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、弾力や潤いを作る成分は歳とともに減少していきます。

そのためハリが低下して肌が薄くなり、血管が浮き上がって見えてくるのです。

・紫外線

紫外線は加齢と並んで、肌のコラーゲンを減少させる最大要因。

しかし手は、つい無防備に紫外線に晒してしまいがちです。

・乾燥

手は体の中でも最も水に触れることが多く、水分が乾く時に肌の潤いも一緒に奪われていきます。

肌は乾燥すると新陳代謝が低下するようになり、コラーゲンの生成も減少して肌を痩せさせてしまうのです。

2. 血管の老化

血管は、誰でも歳とともに血管壁が厚くなっていくため、皮膚の上に浮き出やすくなります。

同時に血管は柔軟性もなくなり、硬くなっていきます。

そのため血液を送る力が低下し、停滞した血液で血管が膨らみ、浮き上がって見えるのです。

また「冷え」や「ストレス」も、血管を収縮させて血行不良を引き起こし、血液を停滞させる大きな原因になります。

因みに、ハンドベインの「vein」とは静脈のことですが、静脈は動脈と違い、血液を押し出す心臓の後押しがありません。

このため血流がゆるやかで、末端にある手は特に血液が停滞しやすいのです。

3. 極端なダイエット

ダイエットで一気に痩せたら、その頃から手の血管が目立ち出したという声をよく耳にします。

ダイエットはもともと少ない手の甲の皮下脂肪を減らし、皮膚をさらに薄くしてしまうからです。

4. 動脈硬化や心臓疾患などの病気

脂肪過多の食事などで血液がドロドロになると、動脈硬化を引き起こし、硬くなった血管が浮き出てきます。

特に女性は更年期以降、女性ホルモンのエストロゲンの減少から、血中コレステロールや中性脂肪が増え、動脈硬化を起こしやすくなっているので要注意。

病気が原因かどうかは、次の方法でセルフチェックできます。

  • 1. 立って手を下に降ろす(血管が浮き出ている状態)。
  • 2. 降ろした手を徐々に上げていき、 心臓より高い位置にする。

この時、浮き出た血管が消えていれば大丈夫です。

血液は通常、心臓より高くなると速やかに下に流れていきます。

しかし血管が硬化していると、血液の流れが遅くなり、血管の膨らみがなかなか消えなくなるのです。

血管が浮き出たままであれば、血管系の病気の可能性もありますので、病院を受診するようにしましょう。

また、10代の頃から血管が太くて目立つという場合は、体質(遺伝)が原因のこともあるそうです。

ハンドベインを治すには

大人女性が本気でアンチエイジングを目指すなら、手の若返りは欠かせません。

既にハンドベインがある方も、まだ大丈夫という方も、若々しい手を保つには日常の心がけが肝心。

まずは、紫外線や乾燥を防ぐことから始めましょう。

1. 紫外線予防

顔と同様に「日焼け止め」をしっかり塗ることと、特に紫外線の強い季節には「UVカットの手袋」がおすすめ。

手袋はバッグに常備しておくと、日焼け止めを塗り忘れた時も安心です。

2. 乾燥予防

乾燥予防

水仕事の後はよく水分を拭き取り、「ハンドクリーム」を欠かさないようにしましょう。

特に、お湯と、食器用洗剤の合成界面活性剤は手の潤いを奪いますので、「ゴム手袋」の着用を習慣にしたいものです。

3. 保湿ケア

冬には、就寝時の「ナイトグローブ」が効果的。

クリームを塗った上に手袋をすることで、ハンドクリームの成分がよく浸透し、保湿効果が高まります。

手袋は、通気性と保湿性を兼ね備えたシルクや綿素材がおすすめ。

特に綿は、吸湿性が高くて放熱作用があるので、手に熱がこもって睡眠を妨げるといった心配もありません。

さらに乾燥や手荒れがひどい時には、次のように集中保湿ケアを加えると効果的です。

  • ハンドクリームや保湿クリームを塗る
  • 上からラップを巻き、さらにアルミホイルで覆う
  • ホットタオルを5分間当てる

潤いが戻った手はふっくら滑らかになり、血管もシワも目立たなくなります。

4. 血行促進

血行促進におすすめなのは、ウォーキングやジョギングなどの「軽い運動」。

酸素を豊富に取り入れながら脚の筋肉を動かすことで、全身の血流が活発になり、冷えやストレスの解消にもなります。

手軽にできる血行促進法としては、「マッサージ」が効果的。

  • ハンドクリームを多めに塗る
  • 手を握った状態で、反対の手で手の甲を円を描くようにマッサージ
  • 手を開き、指を1本ずつ、根元から指先までくるくるマッサージ
  • 次に、根元から指先まで、優しく引っ張りながらマッサージ
  • 最後に、親指で爪の周囲をくるくるマッサージ

手には血管や神経が集中しており、手への刺激は脳にストレートに伝わるため、脳から全身の活性化と血行促進に繋がるのです。

5. 食生活の見直し

食生活の見直し

血管の老化を防ぎ、肌のハリを保つ基本は、やはり食生活にあります。

・血管を若々しく

脂肪やコレステロール、糖分の多い食事は、血液をドロドロにして血管を硬くします。

逆に積極的に摂りたいのは、血液をサラサラにするタマネギ(ケルセチン)や青魚(DHA、EPA)、納豆(ナットウキナーゼ)、お酢(クエン酸)など。

また、レバーや納豆、ホウレン草、小松菜などには、血管の老化を防止する葉酸が豊富に含まれています。

・肌のハリを保つ

鶏の手羽先や牛スジ、ウナギなど「コラーゲン」豊富な食品と、同時にコラーゲン合成に必要な「ビタミンC」も併せて摂るようにしましょう。

コラーゲンの合成力が低下してくる年代では、サプリメントも活用しながら十分量を摂るようにしたいものです。

6. ハンドベイン治療

今や専門のクリニックや外来ができるほど、ハンドベインの美容外科治療は人気の若返り法になっており、次の方法で行われます。

・レーザー療法

血管内に細い管を挿入し、内側からレーザーを照射して血管を収縮させる方法と、外側から照射する方法があります。

・硬化療法

血管内に硬化剤を注入し、膨らんだ血管を潰して細くする方法。

レーザー療法と硬化療法は、費用が高額なことと、効果が表れるまで日数がかかることが難点です。

・注入治療

ヒアルロン酸やレディエッセといった成分を血管周辺に注入し、手の甲全体をふっくらさせて血管を目立たなくします。

即効性がありますが、持続期間は半年~1年半ほどで、定期的に再注入する必要があります。

まとめ

何気なく髪に伸ばした手、口元に添えた手、襟元を直す手…。

手には、常に他人の視線が注がれます。

手はその人の年齢を雄弁に語っており、顔はメイクで何とかなっても、手はごまかしが効かないのです。

自分自身でも、ふと視線を落とした時に目に入る手がふっくら若々しい手であれば、気分もぐんと上がるというもの。

気分が上がれば、若返りホルモンの分泌が盛んになる、という好循環も生まれます。

大人女性のアンチエイジングは、まさに手のケアから始まるのです。

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