冬の眠気やイライラは、ほっておくとガンや認知症の危険!?

冬の眠気やイライラは、ほっておくとガンや認知症の危険!?

日中どうしようもなく眠くなる、イライラする、疲れやすい、足腰がフラつく、体のあちこちが痛い。
冬になると、こんな症状が出てくることはありませんか?

若い頃とは違うし、寒くて動きも鈍くなるのだからしょうがない…、果たしてそうでしょうか。

冬は、他の季節と比べ日照時間が短くなります。
紫外線の強さも量も減少して、美肌には安心ですが、実はそのせいで大きな弊害も生まれているのです。

それはビタミンD不足。
あなたのその不快な症状も、ビタミンD不足の兆候かもしれません。

ほっておくと全身が虚弱になり、さらに怖いことに、ガンや認知症にまで発展しかねないというビタミンD不足。
手遅れにならないよう、まだ兆候の内にしっかり対策をとりましょう。

ビタミンDの働き

ビタミンDは、食べ物などから補給するしかないビタミンの中で、唯一体内で作ることができるビタミンです。

ビタミンDは、紫外線に当たることにより、皮膚の中で合成されます。
具体的には、皮膚内にあるコレステロールが、紫外線によってビタミンDに変換されるのです。

ビタミンDといえば、よく知られているのが「歯や骨を作る」働き。
カルシウムの吸収を助け、「丈夫な骨を作る」ために不可欠なのがビタミンDなのです。

ほかにもビタミンDには、
・筋肉や神経の働きをサポートする
・セロトニン分泌を促進する
・血圧をコントロールする
・免疫力を高める
・ガンを抑制する
・認知症を予防する

など多くの働きがあり、その万能ぶりに、ビタミンというよりホルモンという扱いをされているほどです。

ビタミンD不足の症状

ビタミンD不足の症状

サプリメント大国の米国では、この数年でビタミンDサプリの売り上げが、なんと50倍にも跳ね上がっているとか。

ビタミンD不足は今世界中で深刻化しており、ビタミンDへの関心が高まっているのです。

ビタミンD不足で表れる症状は、
・筋肉の衰え
・関節痛や筋肉痛
・便秘
・疲労感、眠気
・イライラや気分の落ち込み
・高血圧
といったものです。

ほかにも、ビタミンDは皮膚の再生を促進する働きもあり、不足すると「肌荒れ」の一因になったり、粘膜が弱って「風邪をひきやすくなる」ことも。

東京慈恵会医科大の研究チームが、6~15歳の子供334人を対象に行った実験では、ビタミンDサプリを摂ると、インフルエンザ発症が半分近くに下がったという結果も出ています。

ビタミンD不足が招く病気

さらにビタミンD不足が長く続くと、次のような病気に発展する可能性が高くなることが分かっています。

・花粉症などの自己免疫疾患
・骨粗しょう症や骨軟化症
・うつ
・高血圧症
・糖尿病
・がん
・認知症

年中紫外線を浴びている「サーファーに花粉症はいない」といいます。
自己免疫疾患といわれる数々の難病にも、最近はビタミンDによる治療が行われているそうです。

また、最近増えている「冬季うつ」も、日照時間が少なくなってビタミンD不足となり、セロトニンが減少することが大きな原因といわれています。

米国の研究結果では、ビタミンD濃度が高い人は大腸がん死亡率が75%も低く、また、ビタミンD投与によって、がん発症リスクが50%低減できたというデータもあります。

深刻なビタミンD不足

ビタミンDの研究が世界中で急速に進むにつれ、脳細胞や免疫細胞をはじめ、全身の細胞にビタミンDの受容体があることが発見されています。

つまり、ビタミンDは人間の体の機能全てに関わっており、その不足は全身の機能低下を引き起こしてしまうのです。

かくも重要なビタミンDなのに、日本人の4人に1人、特に女性は3人に2人が、必要摂取量を満たしていないのが現実です。

日に当たれば体内で作られるとはいえ、高齢者ではその合成力も4分の1にまで低下してしまいます。

また、若い女性の間でもビタミンD不足が進行しているのは、
・UVケアの浸透
・食生活の変化
が大きな原因です。

今や日傘や日焼け止めで完全防備は当たり前。
さらに食事において、ビタミンDを多く含む魚を食べなくなったことが、若い女性のビタミンD不足を進めてしまっているようです。

ビタミンDを効率的に補うには

厚労省によると、ビタミンDの1日当り必要摂取量は、18歳以上の女性では5.5μgとされています(妊婦さんは7.0μg)。

しかしこれは骨粗しょう症予防の最低ラインですから、真の健康のためにはもっと多く摂りたいもの。
実際米国では、従来の3倍の15μgに引き上げているそうです。

ビタミンDを摂る方法は、以下の3つがあります。
・日光浴をする
・食品から摂る
・サプリメントで摂る

環境省によると、夏であれば1日15分程度、両手の甲を日に当てれば必要量のビタミンDが作られるそうです。

しかし絶対日焼けしたくないという人は、メラニン色素のない手のひらを上に向けて日光浴するといいですね。

食事で摂るなら、ビタミンD豊富なのは魚やキノコ類。
100gあたり、シラス干しで61μg、紅鮭で33μg、サンマで19μg、干しシイタケで17μg摂れますが、効率的に摂るなら断然魚ですね。

ビタミンDを摂って、冬も健康的に(まとめ)

ビタミンDを摂って、冬も健康的に(まとめ)

冬は日照時間が少ない上に外で過ごすことも減り、ビタミンDの不足に拍車がかかります。
そんな冬の夜は、魚とキノコたっぷりのお鍋でビタミンDを補給しましょう。

魚は脳にも肌にもよいDHAやEPAも摂れ、アンチエイジングを目指す女性は大いに食べてほしいものです。

因みに、魚にビタミンDが豊富なのは、ビタミンDを含むプランクトンを餌にしているからだそうです。

そして、日中は暖房の効いた屋内に籠もってばかりいないで、努めて外に出かけましょう。

時にはサプリメントを摂るなど上手にビタミンDを補給し、毎日をはつらつと過ごし、骨粗しょう症や認知症とは無縁の老後を迎えたいですね。

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