50代におすすめの美白化粧品!気になるシミを徹底的に改善+予防!
気がつくと、いつの間にかシミが…。
歳とともにそんなことが増えてきますね。
さらに50代ともなると、できたシミが居座ってなかなか消えません。
日焼け止めにUVカットの日傘、手袋と、紫外線対策もしっかりやっているのに、なぜ50代のシミはできやすく、消えないのでしょうか?
今回は、そんな50代女性のシミができやすく、消えにくい理由を徹底解説。
さらに、シミに悩む大人女性にとって、究極の美白有効成分と美白化粧品をご紹介します。
シミを諦めない!
どこまでも美白を極めたい50代女性、必見です。
50代の肌は、なぜシミができやすいのか
そもそも、シミのもと「メラニン」はどうやって生まれ、シミとなってしまうのでしょうか。
メラニンが作られるメカニズム
メラニンを作る最大の原因は、紫外線(UV)です。
紫外線は活性酸素を発生させ、肌細胞を傷つけて老化させます。
それを防ぐために作られるのが、メラニンです。
メラニンは、次のような流れで、表皮の基底層にあるメラノサイトで作られます。

1.紫外線によって活性酸素が発生
↓
2.メラノサイトにメラニン生成の指令が出る
↓
3.メラノサイトがメラニンを生成
↓
4.メラニンをチロシナーゼが酸化し、黒くする
実は、メラノサイトで作られたばかりのメラニンは無色です。
これがチロシナーゼによって酸化されていくうちに、黒いメラニンとなります。
この黒色メラニンが傘のようになって紫外線をブロックし、表皮の下にある真皮を守ってくれるというわけです。
加齢によってシミができやすくなる理由
メラニンは表皮角質細胞のターンオーバーとともに排出されていくので、本来はシミとして残ることはありません。
ところが歳とともにメラニンが残り、シミができやすくなります。
いくら紫外線対策をしても、増える一方のシミ。
それには、主に次の3つの原因があります。
1.ターンオーバーの低下
加齢により新陳代謝が衰えることから、肌細胞の再生が遅くなります。
そのためメラニンを含んだ角質細胞が剥がれ残り、シミとなって定着します。
2.ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの黄体ホルモンには、メラニンを増やす作用があります。
40歳を過ぎると、女性ホルモンのバランスの崩れから黄体ホルモン過多となり、メラニンが過剰に作られることで、シミになりやすくなるのです。
3.紫外線ダメージの蓄積
若い頃は日焼けで肌が黒くなっても、すぐ回復して白さが戻ります。
しかし回復できなかった色素が沈着し、肌の奥に「隠れジミ」として残ります。
この見えない色素沈着は歳を重ねるほどに蓄積していき、それが許容範囲を超えてしまうとシミとして出現します。
50代になってシミが増えたと感じるのは、5~20年前の日焼けダメージの積み重ねが、今になって表面化してくるからなのです。
50代のシミのほとんどはこの蓄積メラニンによるシミで、別名「老人性色素斑」といいます。
老人性色素斑
-
特徴は、
- 数ミリ~1センチ大くらいの、境界線のはっきりした丸いシミ
- 最初は薄茶色、次第に褐色に濃くなっていく
- 日光が当りやすい頬骨周りから額にかけてと、手の甲に多く現れる
50代のシミがなかなか改善されないのも、長い年月をかけて蓄積されたシミだからなのですね。
では、この頑固なシミはどうやって改善できるのでしょうか。
できてしまったシミに効果のある美白成分
美白成分の作用には、次の2通りがあります。
1.できたシミを薄くする「還元作用」
黒いメラニンを淡色化し、できてしまったシミを改善します。
2.これからできるシミを予防する「メラニン抑制作用」
黒色メラニンは、最初無色だったメラニンがチロシナーゼによって酸化されてできます。
そこでチロシナーゼをブロックして、メラニンが黒くなるのを阻止しようというわけです。
美白成分の多くはこのメラニン抑制作用によるもので、これからのシミ予防に効果があります。
しかしできてしまったシミには、1の還元作用のある美白成分が必要。
それが次の2つ、ハイドロキノンとビタミンC誘導体です。
ハイドロキノン
美白といえば、ハイドロキノン。
「肌の漂白剤」といわれるほど、即効・強力な美白効果があります。
黒色メラニンを薄くする「還元作用」と、チロシナーゼを阻害する「メラニン抑制作用」の両方を併せ持ちます。
しかし効果が高いだけに、刺激が強く酸化しやすいといった問題もあり、使う場合は配合量などに注意が必要でした。
そこで開発されたのが「新安定型ハイドロキノン」。
従来のハイドロキノンのデメリットが改良され、安心して肌に使えるようになっています。
ビタミンC誘導体
ビタミンCも、美白の代表成分です。
ハイドロキノン同様、「還元作用」と「メラニン抑制作用」の二つの美白作用があります。
しかしやはりビタミンCにも、酸化しやすい、肌に浸透しにくいというデメリットがあります。
この弱点を克服したのが「ビタミンC誘導体」で、酸化せずに肌に吸収され、肌内部でビタミンC本来の効果を発揮することができます。
さらにビタミンC誘導体は、通常のビタミンCに比べ、肌への浸透力が優れているので、効果が短時間で実感できます。
シミの予防に効果のある美白成分

メラニン抑制作用でシミやくすみを防ぐ美白成分には、主に次のようなものがあります。
アルブチン(ハイドロキノン誘導体)
チロシナーゼの働きを阻害し、メラニン生成を抑制します。
ハイドロキノンを安定化した成分なので、肌が弱い人でも安心です。
エラグ酸
イチゴやベリー類に含まれる抗酸化物質。
チロシナーゼを抑制してシミを予防します。
カモミラET
花王開発のカモミール抽出成分。
他の美白成分の多くがチロシナーゼをブロックするのに対し、カモミラETはメラノサイトへの指令伝達物質をブロックし、メラニン生成をストップさせてシミを防ぎます。
コウジ酸
味噌醤油、酒などの麹菌由来の美白成分。
チロシナーゼ抑制によるシミ予防作用があります。
m-トラネキサム酸(トラネキサム酸誘導体)
トラネキサム酸は、もともと肝斑治療の内服薬成分だったもの。
これを資生堂が化粧品成分として開発したのがm-トラネキサム酸で、メラノサイトへの伝達物質を阻止します。
シミやそばかす、くすみだけでなく、女性ホルモンとの関わりが深い肝斑や、ニキビ痕の色素沈着にも効果を発揮するといわれています。
t-AMCHA
メラノサイトへの伝達物質の生成を阻害するという、カモミラETと似た働きでシミ予防します。
リノール酸S
サフラワー油(紅花油)に含まれるリノール酸から、サンスターが開発した美白有効成分。
チロシナーゼそのものを分解して減少させ、メラニン生成を抑えます。
ルシノール
ポーラ化粧品開発の美白有効成分。
肌に浸透しやすいメリットがあり、チロシナーゼを抑制しシミを防ぎます。
プラセンタ
肌に優しい美白成分の代表。
細胞を活性化してターンオーバーを促進し、メラニン排出を早め美白します。
できてしまったシミには、この美白化粧品
長年のシミ、どうしても消えないシミを何とかしたい。
そんな方にオススメの美白化粧品は、次の2点。
今あるシミはもちろん、これからできるシミ予防もしっかりできます。
ディセンシア「サエル」
敏感肌専用スキンケアブランド「ディセンシア」の美白シリーズです。
美白有効成分
エスクレシド(オリジナル成分):チロシナーゼを抑制
アルブチン:チロシナーゼを抑制
ビタミンC誘導体:黒色メラニンを還元
植物抗酸化成分:メラニンの黒化を防止
特許技術によるアレルゲンブロックと、高フィットヒアルロン酸やナノ化ヒト型セラミドで、バリア機能を徹底的に強化。
こうして美白が効きやすい肌に整ったところに、美白成分が働きかけるというわけですね。
またグリチルリチン酸ジカリウムや、植物エキスの優れた抗炎症作用で、敏感肌特有の炎症をしっかり抑えてくれます。
肌を守りながら、今あるシミと将来のシミに強力にアプローチ。
敏感肌で美白をためらっている方は、一度トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。
アンプルール「ラグジュアリーホワイト」
美白有効成分
新安定型ハイドロキノン
ビタミンC誘導体
アルブチン
居座り続ける沈着メラニンにも、新しいメラニンにも、強力に働きかけて美白を叶えます。
点の美白(スポット集中美容液)
「新安定型ハイドロキノン」を、シリーズでも最高濃度配合。
頑固なシミ、諦めていた点のシミに、ハードジェルがピッタリ密着。
マイクロカプセル内の新安定型ハイドロキノンが時間差で放出され、漂白作用が一晩中続くという仕組みです。
面の美白(薬用美白美容液)
朝と夜に、顔全体に伸ばします。
「ビタミンC誘導体」と「アルブチン」が、できたシミと新たに生成されるメラニンにダブルで働きかけます。
まずは頑固な点状のシミを、そして顔全体のくすみも明るくしたい。
そんな50代の肌には、この2方向からの美白が効きそうですね。
シミの予防には、この美白化粧品
高いメラニン抑制効果で、シミを寄せつけない肌を作ってくれるのは、次の美白化粧品。
資生堂「エリクシールホワイト」
美白有効成分
m-トラネキサム酸:メラノサイトへの伝達物質を阻止し、メラニンの生成を抑制。
シミ、そばかすをしっかり防ぎます。
さらに水溶性コラーゲンと角層保護成分が、角質層深部の潤いと透明感を高め、白肌を際立たせます。
- シミを防ぐ
- 潤いを与える
- 透明感を高める
大人美白の3つの必要要素が揃っているのが、エリクシールホワイトなのです。
シミだけでなく、50代が気になる肌全体の濁りやくすみに、ぜひ試してみたい一品。
さっぱり、しっとり、とてもしっとり、3タイプが選べるのも嬉しいですね。
50代美白のまとめ
美白化粧品を選ぶ際のポイントは、
1.目的に合った美白成分を選ぶ
1-A.できたシミを薄くする
1-B.シミを増やさない
Aなら、新安定型ハイドロキノンやビタミンC誘導体。
この二つの美白成分は、Bのシミを増やさない効果も発揮します。
Bなら、アルブチンをはじめm-トラネキサム酸など、メーカー独自開発の実力派美白成分も様々。
2.肌に優しいこと
乾燥や刺激による炎症はメラニンを刺激し、逆にシミを作ることにも。
特に敏感肌の方は、潤い成分や抗炎症成分もしっかりチェックしましょう。
3.医薬部外品であること
一般の化粧品と違って、美白効果をはっきり表示できる化粧品は、医薬部外品に登録されています。
医薬部外品とは、穏やかな薬理作用が認められた成分が有効量配合されている商品。
安心と、実感できる効果の目安になります。
今や、シミを諦める時代ではありません。
あなたにピッタリの美白成分を見極め、今度こそ大人の白肌を叶えましょう。
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