顔美人より声美人!50代から始まる声の老化の対処法

顔美人より声美人!50代から始まる声の老化の対処法

最近、声がかすれる、若い頃より低音になったような気がする、話が聞き取りにくいと人に言われる…。

50代ともなると、顔のシワやお腹の脂肪と並んで、老け声が気になるという女性が増えてきます。

ハリがあってよく通る声は、それだけで若々しく感じるもの。
声はアンチエイジングの重要な要素であり、美しい声は人の心を強く惹きつけます。

では、老け声はどうすれば回復することができるのでしょうか。

今日は、声が老化する原因を解明しながら、声の老化を防ぎ、若々しい声を作る秘訣をお伝えしたいと思います。

人を惹きつけるのは、見た目より声?

人の印象は、見た目で55%決まるといいます。
人は相手を判断する時、視覚から得る情報に多くを頼っているのです。

しかし、視覚に次いで第一印象の決め手になるのが、聴覚による情報、つまり「声」です。

声は意外に人の心に響き、印象に残るもの。
あるアンケート調査では、異性の声にときめいたことがあるという人は、76パーセントに上るそうです。

美声で人を虜にする女性もいれば、逆に見た目は素敵な女性なのに、声を発したとたん魅力が半減する、といったこともあります。
インパクトの強さでは、声は見た目より上かもしれません。

もちろん、見た目も声も老化していくのは同じです。
しかし、顔はメイクやヘアスタイルである程度作ることができますが、ごまかしが効かないのが声。

それを証明するのが、声を聞いて年齢を当てるという実験です。

実験は、複数の被験者が目隠しをし、年代の違う女性たちの声を聞いて、一番年齢の高い女性を当てるというもの。

結果は、ほぼ100パーセントの正解率だったそうです。
声には年齢が正直に出てしまうのです。

  • 声が低くなる
  • 声がか細くなる(薄くなる)
  • かすれ声やしゃがれ声になる
  • 声域が狭くなる(高い音が出にくくなる)
  • 滑舌が悪くなる

このような声の質の変化は、なぜ起こるのでしょうか。

声が老ける原因

声が老ける原因
声を出すための中心的な器官が「声帯」です。

声帯は、喉の奥の咽喉(喉仏の位置)にある、左右一対の筋肉のヒダで、喉周りの筋肉によって開いたり閉じたりしています。

声帯は普段は開いた状態ですが、声を出す時には左右のヒダが閉じられ、そこに肺から出た空気が当たり、ヒダが振動することで声が生まれます。

実際には、声帯で作られた音が口腔内で共鳴し、舌や唇、歯、鼻によって言葉が作られ、声になるのです。

これら声を作る器官、特に声帯の老化が、声の老化を引き起こすことになります。

声の老化とは

声帯が老化すると、次の理由から声の質が変わってきます。

・潤いがなくなる

声帯は表面を粘液で覆われており、ヒアルロン酸などの潤い成分が潤滑油となって、キレイに振動することができます。

しかし加齢により粘液成分が減少することから、潤いがなくなって声帯がうまく振動できず、かすれ声やしゃがれ声になるというわけです。

・萎縮して硬くなる

声帯は筋肉でできているので、加齢と共に萎縮して硬くなっていき、さらに喉周りの筋力も衰えていきます。

そのため声帯のヒダがぴったり閉じられなくなり、隙間から空気が漏れてしまい、声がかすれるようになるのです。

・厚くなる

さらに声帯は歳と共にむくみが起こり、腫れぼったくなります。
分厚い声帯は振動が遅くなるため、低音になるのです。

特に女性は、女性ホルモンの減少により声帯がむくみやすくなり、声が低くなります。

・肺活量が落ちる

声の質が変わる原因には、声帯の老化のほかに、加齢による肺活量の低下や、口や舌の筋力低下があります。

このため声量が落ちたり、滑舌が悪くなったりして、声の響きや通りが悪くなってしまうのです。

生活習慣と声の老化

加齢だけでなく生活習慣によっても、声帯は衰えていきます。

  • アルコール
  • タバコ
  • 過剰な香辛料
  • 無理に声を張り上げる

こういった刺激は、声帯に負担をかけ、声帯を傷つけたり炎症を起こすなどして、老化を促進することになるのです。

また、現代は人とのコミュニケーションがインターネット中心になり、声による言葉の必要性が薄くなっています。
人と話さない、声を出さない生活は、声帯の衰えを促進します。

若々しい声を作るには

人を惹きつけるのは、見た目より声?

変化が小さいうちは、自分の声の老化は気づきにくいもの。
次の方法で、声帯の老化度をチェックしてみましょう。

息を大きく吸って「あー」の音をできるだけ長く出し、声が出る時間の長さを調べます。

平均値は20秒といわれていますが、これ以下だったり、伸ばした声が震えてしまうようなら黄色信号、声帯の老化の始まりです。

老化が進行する前に声帯の衰えを回復させ、ハリのある美声を取り戻したいものです。

まずは声帯にダメージを与える生活習慣を改め、並行して次の対策をとることをおすすめします。

積極的に声を出す

声帯も筋肉、筋肉は使わなければ衰えます。

アナウンサーや接客、販売、営業といった声を使う職業の人が、総じて声が若いということはよく知られています。

積極的に人と話し、時にはカラオケで大きな声で歌うなど、声帯をよく使う生活を心がけましょう。

声帯のストレッチ

硬くなった声帯を柔らかくするには、ストレッチが効果的です。

道具はストロー1本のみで、やり方も簡単、ストローを加えて「うー」の音を5秒以上出し続けるだけです。

口をすぼめ、ストローの細い穴に空気を強く吹き込むことになるので、声帯に圧力がかかってストレッチ効果が発揮されます。

出す声を高くしたり低くしたりすると、より効果的です。

実験では、1日に高い声と低い声を各50回行い、2週間続けたところ、声を出せる時間が長くなり、声域も広がるという好結果が出ています。

声帯周りのストレッチ

声が老化し始めた人は、声帯だけでなく、首の筋肉も硬くなっています。

首がこわばっていると、声帯が締め付けられて良い声が出せません。
次のストレッチを行い、首から肩甲骨にかけての筋肉をリラックスさせましょう。

  • 立って両手を後ろで組んで伸ばし、肩甲骨を寄せて左右に揺する(首から背中の筋肉が緩む)
  • 上半身を前に倒し、両手をぶらぶらと振る(背中の筋肉が緩む)
  • 同じ姿勢で頭を下げ、自重で軽くバウンドさせる(首筋の筋肉が緩む)

笑顔で声を出す

好印象を与える声というと、高い声、低い声などの好みは別にして、一般に挙げられるのが「よく通る声」です。

よく響く声、よく通る声の秘訣は、実は「笑顔」。
笑顔の時、口は横に広がって口角が上がる、つまり「い」を言う時の形になります。

この時、口の中では舌の奥が下がって舌が前方に寄り、口腔内に空間ができます。

そうすると、声帯で作られた音がこの空間に響き、はっきりした声になるのです。

口の中は声の共鳴装置なので、ここが狭いと、よく通る声にはなかなかなりません。

人の耳に入りやすい音は3000ヘルツ付近の周波数だといわれますが、「い」の口から出る声は、まさにそんな音なのだそうです。

笑顔で発する声は、心に響く音色を持っています。
笑顔は、見た目も声も相手に好印象を与える、最高のコミュニケーションツールというわけです。

まとめ

まとめ

存在感のある声、心のこもった声、愛のある声。

そんな声は相手の心に響き、声の持ち主を輝かせます。
しかし、それもハリとツヤのある声であってこそ。

残念ながら声は誰でも老化していき、さらに悪いことに、現代の一般的な生活が声の老化に拍車をかけています。

かすれ気味の声、弱々しい声、滑舌の悪さが気になり出したら、それは声の老化のサイン。
深刻化しないうちに、早めの対策が肝心です。

幸いなことに、声はケア次第で若返りが可能です。
声を老けさせる生活習慣の改善と、適切なケアで、魅力的な声美人を目指しませんか?

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