長寿の鍵は「日常の食事」にあり!ポリアミンで細胞から若返る

長寿の鍵は「日常の食事」にあり!ポリアミンで細胞から若返る

アンチエイジングや健康長寿への気運が高まる昨今、急速に進んでいるのが若返り成分の研究です。

中でも若返りの本命といわれるのが「ポリアミン」。

ポリアミンは、人間を含む全ての生物に存在する物質で、複数のアミノ基(-NH2)で構成される化合物です。

ポリアミンが若返り成分として注目されているのは、体内ポリアミンの減少が、老化に深く関わっていることが分かったからです。

ふとした時に肌や体力の衰えを感じる50代の、「本物の救世主」、それがポリアミンなのです。

では、ポリアミンとは一体どんなもので、どんな働きで若返り効果をもたらすのでしょうか。

そして、どうすればポリアミンを増やすことができるのでしょうか。

ポリアミンと老化&若返り

ポリアミンの歴史は古く、300年以上も前の17世紀後半、顕微鏡を発明したレーウェンフックによって発見されています。

しかし、その後の研究は進まず、ポリアミンの働きが解明され出したのは、20世紀も後半になってからのことです。

以来、世界中で注目されることになったポリアミンの働きとは、一体どのようなものなのでしょうか。

ポリアミンとは

ポリアミンとは

人間が成長したり健康を維持できるのは、細胞が分裂を繰り返し、日々新しく生まれ変わっていくからです。

ポリアミンは、この細胞分裂を促進するという重要な働きがあり、人間が生命活動を行うために不可欠な存在なのです。

人間は20種類以上のポリアミンを持っており、代表的なものにスペルミン、スペルミジン、プトレスシンなどがあり、それぞれ次のような特徴があります。

  • スペルミン…最初に発見されたポリアミンで、細胞の新陳代謝に関わる
  • スペルミジン…細胞分裂を促進する酵素を活性化する
  • プトレスシン…構造が最も単純なポリアミン

ポリアミンと細胞分裂の関係は、精子を作る前立腺、酵素を作る膵臓や唾液腺など、細胞分裂が活発な組織に多く存在することからも分かります。

歳とともに減少するポリアミン

私たちは、アルギニンやオルニチンといったアミノ酸を材料に、体内でポリアミンを作り出すことができます。

しかしこの能力は、20歳をピークに年々衰えていき、ポリアミンの減少と共に、細胞の再生力が低下して老化が進んでいきます。

つまり老化は、ポリアミンを作る能力の衰えから始まると考えられ、ポリアミンを増やすことで、老化防止や若返りに繋がると期待されているのです。

ポリアミンの若返り効果

ポリアミンの研究は、特にスペルミジンに関するものが盛んに行われており、現在までに次のような結果が報告されています。

寿命が延びる

まだマウス実験の段階ですが、スペルミジンを投与すると、マウスの寿命が25%も延びることが報告されています。

また人間でも、長寿者の腸内にはスペルミジンが多く存在することが分かっており、あのご長寿姉妹「きんさん、ぎんさん」のぎんさんも、便に含まれるスペルミジンが平均の2倍あったそうです。

動脈硬化の予防

人は血管から老いるといわれるほど、血管の健康はアンチエイジングの要です。

しかし、歳とともに血管はしなやかさを失い、動脈硬化を起こします。
血管壁にコレステロールなどが付着し、その傷から炎症が起こって、血管が硬化したり狭くなったりするのです。

スペルミジンには炎症を抑制する働きがあり、動脈硬化を予防し、血管を若く保ってくれます。

がん予防

病気の90%が「活性酸素」が原因といわれますが、がんも例外ではありません。

歳をとってくると体内の抗酸化物質が減少するため、活性酸素を抑制する力が低下します。

そうすると体内では慢性的に炎症が発生し、がん細胞が増殖しやすくなるのです。

スペルミジンの優れた炎症抑制作用は、がん予防にも効果が期待されます。

認知症の予防

私たちの体には、細胞内に溜まった汚れを処理する「オートファジー」という仕組みがあります。

この仕組みのおかげで細胞がきれいになり、細胞そのものが長生きできるというわけですが、スペルミジンには、このオートファジーを活性化する働きがあるのです。

認知症の原因の一つに、アミロイドβという神経細胞の汚れがありますが、スペルミジンはこれを取り除き、認知症を予防してくれるというわけです。

マウス実験でも、スペルミジンを増やした高齢マウスは、学習・記憶力がアップするという結果が得られています。

ポリアミンは食べ物で増やせる

では、歳とともに減っていくポリアミンは、どうすれば増やすことができるのでしょうか。

実は、ポリアミンは身近な食品に豊富に含まれており、毎日の食事で容易に増やすことができます。

ポリアミンは分子量が200ほどで、非常に小さい物質です。
ですから、外から摂取しても胃腸で分解されることなく、そのまま吸収され、効率的に増やすことができるのです。

高ポリアミン食で増やす

高ポリアミン食で増やす

ポリアミンが多い食べ物は、

  • 大豆食品(納豆、味噌、醤油)
  • 豆類(小豆、黒豆)
  • 小魚(シラスなど丸ごと食べられるもの)、
  • 魚卵(たらこ、いくら、白子)
  • 貝類(シジミ、サザエの肝)
  • きのこ類(シメジ、エリンギ、マイタケ)
  • 小麦胚芽
  • 漬物
  • チーズ
  • ヨーグルト

これらの食べ物を見て分かるのは、長寿を誇る日本の「和食」に、昔から使われている食材が多いことです。

同様に長寿食といわれる「地中海食」も、抗酸化物質のポリフェノールに富むことで有名ですが、同時にポリアミン豊富な食事でもあります。

ほかに、ポリアミンの合成を促進する食べ物として、ポリアミンの材料となるアルギニンが豊富な、「肉類」や「エビ」があります。

肉好きにご長寿が多いのは、ポリアミンの合成と無関係ではないようです。

納豆はポリアミン食の王様

納豆、味噌、醤油、漬物、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品は、総じてポリアミンが豊富です。

中でもナンバーワンといえるのが「納豆」。

納豆によって体内のポリアミンの量が増えることは、日本はもちろん、海外の研究でも確認されており、あのぎんさんも、毎朝欠かさず、納豆と味噌汁を摂っていたそうです。

実験では、1日1パック(50g)を8週間食べ続けることで、効果が出ることが確認されています。

特におすすめは「ひきわり納豆」で、ポリアミンの1g当たりの含有量は、普通の納豆が56.1μgなのに対し、ひきわり納豆は75.2μg。

細かくすることで表面積が大きくなり、発酵効果がアップしてポリアミンが増えるのです。

ポリアミン化粧品

若返り成分の本命といわれるポリアミンは、サプリメントはもちろん、化粧品にも活用されています。

ポリアミン化粧品には、大豆や小麦、米由来のポリアミンが成分として使われており、次の効果が確認されているそうです。

  • コラーゲンやヒアルロン酸の合成促進作用
  • 抗糖化作用
  • 抗酸化作用

ヒト試験でも、シワの軽減、くすみの改善、毛穴の引き締め効果が報告されています。

また、ミノキシジルと同レベルの「発毛促進効果」も確認されており、まつ毛専用サプリメントも出ています。

成長因子やプラセンタに続く新たなアンチエイジング化粧品として、一度試してみるのもいいかもしれません。

まとめ

まとめ

体は食べるものでできている…、健康と長寿の原点は、まさに日常の食事にあります。

日本人はなぜ長寿世界一なのか、そこにはポリアミンの存在があったのです。

納豆、味噌、醤油、漬物…これら高ポリアミンの食品は、米食ならではのもの。

ですから、本来お米が主食の日本人は、ポリアミンをたくさん摂れているはずです。

しかし現代は、若者だけでなく中高年にも食の欧米化が進み、お米離れが進んでいます。

年齢以上に老化を感じる方は、そんな食生活が原因でポリアミンが不足しているのかもしれません。

長寿食=高ポリアミン食。

もう一度、食の原点に立ち返り、若さを取り戻してみませんか?

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