命の水?ただの水?水素水の健康・美容・若返り効果とは

命の水?ただの水?水素水の健康・美容・若返り効果とは

健康法・美容法なるものは、世に数知れずありますが、今、空前のブームといわれているのが「水素水」です。

その効果は今や個人レベルの感想だけでなく、臨床試験でも数多く確認・発表されています。

しかし、それでもまだ科学的根拠が乏しいとして、その効果に懐疑的な見解が根強くあるのも事実です。

果たして水素水の効果は本物なのか、今日は賛否両論の水素水の真実に迫り、次の順に詳しくご紹介していきます。

水素はどんな作用で、どんな効果をもたらすのか
水素水は「効果がない」派、「効果がある」派の根拠
水素水の効果的な飲み方

水素水が身体に良い理由

水素の科学的研究が本格化したのは、つい最近の2007年のこと。

いわば研究の発展途上にある水素ですが、水素水とはどんなもので、どんな作用をするのでしょうか。

水素水とは

水素は、宇宙で最も多く存在する元素で、かつ一番軽くて小さな分子です。

一般に水素という場合、多くは水素原子「H」ではなく、水素分子(水素ガス)「H2」を指しています。

この水素を高い濃度で水に溶け込ませたのが、「水素水」です。

よく水素は水に溶けにくいといわれますが、常温・常圧(20℃・1気圧)下での水素の飽和濃度は1.6ppm、つまり、水素は1リットルの水に最大1.6mgまで溶存できます。

さらに温度を下げたり圧力を高めることで、1.6ppm以上の水素を溶け込ませることができるのです。

水素水の作用

水素水は、肌や身体を健康にし、老化を防止するといわれています。
また水素水を飲むことで、様々な疾患が改善されたという報告もあります。

このような効果は、水素水のどんな作用によるものなのでしょうか。

1. 活性酸素の除去

水素水の効果の支柱となるのが、「活性酸素の除去作用」。

活性酸素は、あらゆる病気や老化の最大の要因とされ、対策として重要視されているのが、ビタミンCやビタミンE、コエンザイムQ10、ポリフェノールといった抗酸化物質です。

中でも水素は、次の特徴から、最も優れた抗酸化物質とされています。

・悪玉活性酸素のみを排除する
活性酸素には、ヒドロキシルラジカル(・OH)に代表される、細胞を傷つける悪玉タイプと、細菌やウィルスから身体を守ってくれる善玉タイプがあります。

他の抗酸化物質が、悪玉と一緒に善玉の活性酸素まで除去してしまう中で、水素だけが悪玉活性酸素のみに反応し、水となってこれを無毒化してくれるのです。

活性酸素・OH+水素H2→水H2O+H

・細胞に速やかに浸透する
細胞は、中は水、表面の細胞膜は油でできています。

そして抗酸化物質は、水溶性のものと脂溶性のものがあるため、水と油でできた細胞内に入り込むのはなかなか大変です。

しかし水素は、他の抗酸化物質と違い、水溶性・脂溶性どちらの性質も持っています。

そのため細胞に速やかに浸透でき、また最小の分子でもあるため、血液脳関門も通り抜け、脳を含む全身に行き渡るのです。

2. 遺伝子に働きかける

実は水素の活性酸素の除去作用には、自身が抗酸化物質として働くだけでなく、もう一つの側面があります。

それは、遺伝子に働きかけ、細胞自身の抗酸化力を高めるということです。

本来、身体は「抗酸化酵素」を自ら作り出し、活性酸素を抑制しているのですが、水素はこの抗酸化酵素の生成力を高めてくれるのです。

さらに水素は、遺伝子に作用することで、免疫機能を正常化したり、ホルモンの分泌にも影響を与えるといわれています。

たとえば水素が胃に入ると、胃からグレリンというホルモンが分泌されます。

グレリンは、食欲を増進したり、成長ホルモンの分泌を促進する作用で知られていますが、最近明らかになったのが、脳細胞を老化から守ったり、脳細胞の成長を促進する働きがあることです。

また、肝臓からはFGF21というホルモンが分泌され、糖や脂質の代謝を活性化することが分かっています。

水素水の効果

水素水の効果

以上のような働きから、水素水は健康、美容、老化防止と、非常に多岐にわたる効果が期待できます。

  • 肩こり、便秘、慢性疲労、不眠の改善、ストレスの緩和
  • がん、糖尿病、血液血管疾患、脳神経疾患、皮膚疾患などの病気の予防、改善
  • 美肌効果、抜け毛予防、ダイエット

水素水は本当に効くのか

水素の効果は、動物実験では早くから、その有用性を示す数多くのデータが報告されています。

近年は、ヒトに対しても多くの医療機関によって臨床試験が進められており、効果を医学的に検証した論文が数多く発表され、その有用性が明らかになっています。

そして2016年には水素が先進医療Bに認定され、心肺停止時の水素吸入により、心停止の5人中4人が、90日後には普通の生活に戻ることができたとの報告もあるのです。

しかし次のような理由から、「水素水は効果がない」という声も絶えることがありません。

1. 効果を発揮する濃度にはならない

水素の水の溶存量は1.6ppmが限界であり、この量は何らかの効果を出すにはあまりにも微量過ぎる。

2. すぐに消失する

水素は最も拡散速度が速い気体で、発生した瞬間、0.33秒で消失してしまう。

水に溶かすことができたとしても、キャップを空けた瞬間、水素は空中に逃げてしまうと考えられる。

3. 腸から吸収できない

水素水を飲んでも、気体である水素は腸からはほとんど吸収されない。

4. そもそも水素は体内にも存在する

水素は体内でも腸内細菌によって作られており、わざわざ外から取り込む必要がない。

これらの指摘に対しては、次のような反論があります。

・水素効果の十分量は0.4ppm

ある研究で、効果が出る水素の濃度は「0.4ppm」という結果が報告されています。

0.4ppm以下では効果が低下するも、0.4ppmと0.4ppm以上を比較すると、効果の差はほとんどなかったそうです。

このことから、1.6ppmは十分以上の効果を出せる濃度であるというわけです。

・水素の溶存率

水に溶けた水素は一気に抜けるのではなく、徐々に抜けていくものです。

水素水を容器から出した後も水素は溶存しており、たとえば1.0ppmの水素が完全に抜け切るまでは、8~10時間ほどかかるといわれています。

・水素の体内吸収

体内に入った水素は血液に吸収され、全身を巡ります。

しかし、体内の水素濃度は吸収後10分がピークで、1時間後には消失するため、こまめに飲んだほうが効果は高まるのです。

水素水を効果的に飲むには

水素水を効果的に飲むには

国民生活センターが市販の水素水を調査したところ、水素がほとんど入っていない商品も一部、確認されています。

水素水の購入に際しては、信頼できるメーカーを見極めることが何より重要です。

その上で、水素を効果的に摂取するためのポイントをご紹介します。

水素を摂取する方法

水素水を飲む方法としては、水素水を容器に詰めたもの、水素水生成器(サーバー)などがあります。

1. 容器入り

ペットボトル、アルミボトル、アルミパウチなど。

2.水素水生成器(水素水サーバー)

水素水を作って飲むというもので、次のような仕組みで水素を発生させます。

・電気分解式
水を電気分解することで水素を発生させ、水素水に変換するというもの。

・気体過飽和式
電気分解によって発生した水素を、圧力をかけて水に溶け込ませるというもので、圧力が高いほど、高濃度の水素水が生成されます。

・化学反応式
水とマグネシウムの化学反応により、水素が発生することを利用したもの。

マグネシウムを内蔵したスティックタイプは、ペットボトルで手軽にできる水素水生成キットとして、よく知られています。

水素水の注意点

水素水を効果的に飲むには、次の点が大切です。

1. 水素を逃がさず飲めること

水素を溶け込ませ、保持するには、次の条件が必要です。

  • 圧力
  • 温度
  • 紫外線と空気の遮断

水素は高温になると抜けてしまうといわれますが、実際は80℃でも50%ほどは溶存しているそうです。

しかし紫外線や空気の遮断については、水素水の容器の選択が重要になります。

水素は軽くて小さい分子であることから、空気に触れると徐々に抜けてしまうという特徴があります。

充填時には1.6ppmだったものが、時間と共に減少し、飲む時にはほとんど失われていることもあるのです。

たとえば、ペットボトルなどのプラスチックは水素が通り抜けてしまい、アルミ缶は缶の中の空間に水素が逃げてしまいます。

水素が逃げにくいといわれるのは「アルミパウチ」。
アルミニウムは水素を透過させず、またアルミパウチは変形能力に優れています。

そのため、飲み残した場合も、空気を押し出してキャップをしっかり閉めれば、水素を逃がすことが少ないのです。

アルミパウチの水素水は、多くが気体過飽和式で生成されており、水素濃度が比較的高くなっています。

また、パウチを多層構造にして外部との遮断効果を高めるなど、工夫も凝らされています。

2. 高濃度であること

水素水の水素濃度については、まだ公的な基準が確立されていませんが、一つの目安として提唱されているのが「0.8ppm以上」です。

ただし、取り込んだ水素はその60%が呼気と共に排出され、体内に残るのは40%のみといわれ、さらに水素は時間と共に抜けていきます。

高濃度であれば、時間がたっても、ある程度の水素溶存率を期待できるわけです。

特に水素水生成器の中には、加圧や過飽和により、水素溶存量が4~7ppmという高濃度を実現させたものもあります。

3. こまめに飲む

水素水を一度に大量に飲んでも、過剰分の水素はそのまま排出されてしまい、さらに水素が体内に存在できるのは1時間程度です。

水素水はこまめに、継続して飲むこと、そして封を切ったら早めに飲むことが大切です。

まとめ

まとめ

人類は、宇宙のせいぜい4%しか解明できていないといわれています。

科学で証明できないことは真実ではないと考えるのは、実は「井の中の蛙」かもしれず、水素効果の真実は「井の外」にあるのかもしれません。

効果の仕組みはいまだ完全解明には至っていませんが、水素は世界的に注目されている物質であり、その効果を示すデータは次々に報告されています。

身体の抗酸化力は、加齢によりどんどん低下していきます。

健康も老化防止も、まずは活性酸素の排除が肝心。
この夏から、喉が渇いた時の一杯に、水素水を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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