50代のための新ダイエット法!脂肪を味方にして痩せるとは?

50代のための新ダイエット法!脂肪を味方にして痩せるとは?

50代に入る頃から多くの女性が気になり出すこと、それは、太りやすくなったということではないでしょうか。

歳と共に代謝が落ちるのが原因だといいますが、実は、そこにはある脂肪細胞が関係しています。

ある脂肪細胞が減少し、そのためエネルギー代謝が落ち、脂肪が溜まりやすくなるというのです。

脂肪が減るから脂肪が溜まるとは、一体どういうことなのでしょうか。

実は、私たちの身体には、太る脂肪細胞と痩せる脂肪細胞があり、この脂肪細胞を味方にすれば、痩せやすい身体になるというのです。

今日は、太る脂肪細胞、痩せる脂肪細胞とは何か、そしてどんな仕組みで痩せることができるのかを、徹底解明します。

特に、痩せにくくなった50代の強い味方となる、新たな「痩せる脂肪細胞」に焦点を当て、その増やし方を詳しくご紹介します。

太る脂肪細胞、痩せる脂肪細胞

太るということは、体内の余った脂肪が蓄積され、脂肪細胞が膨らむことです。

人の脂肪細胞の数は5歳くらいまでに決まってしまうので、脂肪細胞の数は変わらないのですが、一つ一つの脂肪細胞が大きくなるのです。

ところが脂肪細胞には種類があり、次のように、溜めるだけではなく、脂肪を減らす働きも持っています。

白色と褐色の脂肪細胞

脂肪細胞としてよく知られているのが、褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞です。

脂肪を溜め込むのは白色のほうで、いわゆる体脂肪というのは、この白色脂肪細胞を指しています。

白色脂肪細胞の中には「脂肪滴」という脂肪の塊があり、ここに脂肪が蓄えられ、脂肪細胞が膨らんでいくのです。

一方、褐色脂肪細胞は「痩せる脂肪細胞」と呼ばれ、体温を維持するために、脂肪を燃焼して熱を作り出すのが仕事です。

ですから寒さを感じると、褐色脂肪細胞は、熱を作るためにまず自分の中にある脂肪を使います。

そして自分の脂肪を使い切ってしまうと、次は白色脂肪細胞の脂肪を燃焼し、こうして全体の脂肪細胞が小さくなり、痩せることになります。

白色は「溜める」、褐色は「消費する」、つまり「太る」脂肪細胞と「痩せる」脂肪細胞というわけです。

しかし残念ながら、褐色脂肪細胞は年齢と共に減少し、60代以降にはほとんどなくなってしまいます。

褐色脂肪細胞は赤ちゃんの頃に最も多くあるのですが、それは、赤ちゃんは筋肉が少なく、自分で体温維持のための熱が作れないからです。

しかし成長するにつれ、その必要性がなくなって褐色脂肪細胞は減少してしまい、そのため中高年になると太りやすくなる、というわけです。

褐色脂肪細胞は増やせない?

褐色脂肪細胞は増やせない?

白色脂肪細胞と違って、褐色脂肪細胞のある部位は限られています。

赤ちゃんの頃は全身にあったものが、大人では首の付け根や肩甲骨周辺など、ごく一部に残っているだけで、さらに残念なことに、褐色脂肪細胞は増やすことも難しいといわれています。

では中高年が痩せるには、ひたすら運動やカロリー制限のダイエットを頑張るしかないのかというと、そんなことはありません。

私たちの身体には、もう一つの「痩せる脂肪細胞」があるのです。
それが、2008年にハーバード大学のチームによって発見された、第3の脂肪細胞「ベージュ脂肪細胞」です。

ベージュ脂肪細胞を味方にして痩せる

ベージュ脂肪細胞は、褐色脂肪細胞と同様に、脂肪を燃焼して熱を作り出すことが仕事、つまり「痩せる脂肪細胞」です。

ベージュ脂肪細胞は、もともと白色脂肪細胞の中に存在し、何らかの作用が働くことで、白色脂肪細胞が変化して生まれるものと考えられています。

もとは全身にたくさんある白色脂肪細胞ですから、褐色脂肪細胞と違い、ベージュ脂肪細胞はどんどん増やすことができるのです。

ではどうすれば、白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変化させることができるのでしょうか。

1. 寒冷刺激を与える

寒さを感させることは、褐色脂肪細胞を活性化する方法として知られていますが、同時に白色脂肪細胞をベージュ化する、最も効果的な方法でもあります。

私たちの身体には「温度受容体」というものがあり、ここで寒さを認識すると、交感神経を介して、熱を作れという指令が褐色脂肪細胞に届きます。

そして同時に分泌されるホルモンにより、白色脂肪細胞がベージュ化するのだそうです。

白色脂肪細胞を冷やすとベージュ脂肪細胞に変わることは、2014年にケンタッキー大学医学部のチームが発表しています。

寒冷刺激を与える方法としては、冬は暖房なしで薄着で過ごすとか、首や肩甲骨に冷水シャワーを当てる、などがあります。

しかし、寒い冷たいといった思いは、誰しもあまりしたくないもの。
そこで、寒冷刺激に代わるものとしておすすめしたいのが、食べ物による刺激です。

2. 食べ物で刺激する

2. 食べ物で刺激する

次の食材・成分には、寒さと同様に、温度受容体を刺激する働きがあります。

そして褐色脂肪細胞を活性化すると同時に、白色脂肪細胞をベージュ化してくれるのです。

・辛い食材

唐辛子(カプサイシン)、からしやわさび(アリルイソチオシアネート)、ショウガ(バラドール)、ニンニク(アリシン)など。

・油

青魚に豊富なオメガ3系脂肪酸のDHA・EPA、オリーブ油に含まれるオレウロペインなど。

DHA・EPAのベージュ脂肪細胞を増やす効果は、2015年に京都大学のチームにより、マウス実験の結果として報告されています。

・コーヒー、お茶

コーヒーのカフェイン、緑茶のカテキン、ミントのメントール、シナモンのシンナムアルデヒドなど。

いつもの飲み物を、時にはシナモンパウダーを一振り加えたミントティーにしてみてはいかがでしょうjか。

・海藻

白色脂肪細胞をベージュ化する成分として、最近注目を集めているのが、海藻に含まれる「フコキサンチン」です。

マウス実験では、フコキサンチンを与えたマウスは、与えなかったマウスと比べて、内臓脂肪を半分に抑えることができたそうです。

フコキサンチンは、海藻の中でもモズク、ヒジキ、ワカメ、昆布などの褐藻類に豊富で、特にダントツに多いのがアカモク。

最近はスーパーでも、細かく刻んでネバネバ状態にしたアカモクを見かけることが多くなっています。

フコキサンチンは油に溶けやすいので、ドレッシングをかけたサラダに入れるなど、油と一緒に摂るのがおすすめです。

3. 運動する

3. 運動する

運動はダイエットの定番ですが、ここではカロリー消費ではなく、ホルモンによる効果になります。

運動をすると分泌されるイリシン、アドレナリンなどのホルモンに、白色脂肪細胞をベージュ化する働きがあるといわれています。

中でも水泳は寒冷刺激も加わるので、さらに効果的です。

4. ワクワクする

あるマウス実験では、運動の中に迷路やトンネルといった遊びの要素を加えると、褐色脂肪細胞が活性化するだけでなく、白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変化すると報告されています。

また、美味しい食事を与えると食後のエネルギー代謝がアップすることも分かっており、脂肪の燃焼にはワクワク感や楽しさも大きく関係しているようです。

まとめ

まとめ

50代の褐色脂肪細胞は、20代の頃の5分の1以下といわれています。

そんな中高年のために、身体が備えた仕組みが「白色脂肪細胞のベージュ化」です。

ベージュ脂肪細胞は、増やすことが可能な「痩せる脂肪細胞」。
私たちが眠っている間もせっせと脂肪を燃焼してくれる、50代のダイエットの強力な味方です。

ベージュ脂肪細胞は、普段の食事や運動で増やせるものです。
また、多くの研究が進められていることから、さらに効果的な増やす成分、方法が発見されることが期待されます。

多くの疾患や老化の根底には、肥満があります。
ぜひ「痩せる脂肪細胞」を味方につけ、キレイで健康な身体を維持していきましょう。

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