長引く疲れは副腎が原因!?副腎疲労を自分で治す4つのポイント

長引く疲れは副腎が原因!?副腎疲労を自分で治す4つのポイント

疲れが抜けない、朝からだるい、頭が働かない。
こういった慢性的な疲労は、日本人の3人に1人が抱えているといわれています。

中でも今、単なる疲労では済まされない深刻な症状として注目されているのが、「副腎疲労」です。

副腎疲労はまだ認知度は低いのですが、チェックポイントとして次のような症状があります。

  • 朝起きられない
  • 寝ても疲れが回復しない
  • 疲れているのに眠れない
  • 頻繁な立ちくらみ
  • 低体温、低血圧
  • 背部痛
  • 慢性の便秘or下痢
  • イライラして、すぐキレる
  • 頭がボーっとして、思考、判断、記憶力が低下
  • うつっぽい
  • 夜になると元気が出る

これらの症状は、更年期障害や自律神経失調症と酷似しているので、つい軽視しがち。

しかし副腎疲労が進行すると、肉体的・精神的に歩くこともできなくなって寝たきり状態になることもあり、早めの対処が必要です。

今日は、副腎疲労はなぜ起こるのか、その原因を解明し、自分でできる副腎疲労の予防・改善法を詳しくお伝えします。

しつこい疲れと、うつ症状にお悩みの50代女性、必見です。

副腎疲労を引き起こす原因

高血圧や糖尿病などの生活習慣病や、アレルギー、うつ、認知障害など、全身の不調や疾患に副腎が深く関わっていることが、近年の研究で判明しています。

また、医療先進国アメリカの抗加齢医学会は、病気の治療はまず副腎のケアから始めるよう指導しているそうです。

副腎はそれほど重要な存在だということですが、見かけは、腎臓の上に帽子のように付いている5~8gほどの小さな臓器に過ぎません。

しかしその働きは極めて重要で、アドレナリンやドーパミン、性ホルモンなど、生命維持に不可欠な50種類以上ものホルモンを分泌しています。

この副腎が、働き過ぎによって機能が低下することから起こるのが「副腎疲労」です。

副腎疲労の原因は様々ですが、主なものに「ストレス」と「炎症」、「リーキーガット」が挙げられます。

1. 慢性的なストレス

1. 慢性的なストレス

副腎が分泌するホルモンの中で、代表的なものが「コルチゾール」です。

コルチゾールはストレスに対処する重要なホルモンで、生命維持の要となるスーパーホルモンといわれています。

しかしストレス状態が長く続くと、コルチゾールを大量に分泌するために副腎が疲弊してしまいます。

その結果、コルチゾールが出にくくなり、ストレス対応ができなくなって、様々な不調を引き起こすことになるのです。

またコルチゾールには、血糖値や血圧の調整、神経系や免疫系のサポートの働きもあります。

そのため副腎疲労によるコルチゾール不足は、生活習慣病やうつ、アレルギーや自己免疫疾患の原因にもなるわけです。

2. 慢性的な炎症

ストレスは、体内に炎症を発生させます。

コルチゾールには消炎作用があり、ストレスによってできた炎症を鎮めることで、ストレスによる弊害を防いでくれるのです。

ストレス以外でも、気管支炎や胃炎など○○炎という症状では、炎症を鎮めるために副腎は常に働いています。

また「炎」の字はつきませんが、「便秘」も腸内に毒素を溜めて炎症を起こす大きな要因です。

このように体内に慢性的な炎症があると、コルチゾールが大量に分泌され、副腎の疲弊に繋がることになります。

3. リーキーガット

慢性炎症の中でも、特に近年問題になっているのが「リーキーガット(腸漏れ症候群)」。

リーキーガットとは、何らかの原因で腸壁に微細な穴が開き、そこから未消化物や毒素が血管に漏れ出てしまう状態のことです。

そうすると血液に乗って有毒物質が全身に運ばれるので、腸はもちろん全身に炎症が発生します。

このため、リーキーガットになると副腎疲労のリスクが格段に高まることが指摘されており、実際に、副腎疲労の患者さんに共通して見られるのが、リーキーガットなのです。

ではリーキーガットはなぜ起こるかというと、原因は「食生活」にあります。

・砂糖、炭水化物

リーキーガットの原因として有名なのが、腸内カンジダ菌です。

砂糖や炭水化物はカンジダ菌のエサとなり、増え過ぎたカンジダ菌が暴走し、腸粘膜を破壊してリーキーガットを招くのです。

また、お菓子やご飯、麺類を大量に摂ると、血糖値が急上昇します。
その処理には、インスリンだけでなく、コルチゾールやノルアドレナリンなどのホルモンが大量に使われ、副腎には大きな負担となります。

・食品添加物

市販のお弁当やインスタント食品に必ず入っているのが、化学調味料や保存料などの添加物です。

これらの化学物質は腸内環境を悪化させ、リーキーガットに繋がってしまいます。

・グルテンやカゼイン

パンや麺類などの小麦粉に含まれるグルテンや、牛乳に含まれるカゼインには、腸粘膜細胞の結合を緩め、隙間を生じさせる働きがあります。

小麦粉製品や乳製品を日常的にたくさん食べる生活は、リーキーガットの大きな要因となるのです。

副腎疲労の予防・改善法

副腎疲労の予防・改善法

そもそも、副腎疲労という疾患の概念がWHO(世界保健機関)によって認められたのは、つい最近のこと。

ですから、病院に行けばたちまち治るというわけではなく、逆に副腎疲労は自分で改善することができる症状です。

改善の大前提は、まず十分な睡眠をとって副腎を休ませること。
そして、副腎疲労の原因を取り除くことが必要です。

1. ストレスの賢い対処

「サムライ魂は副腎疲労そのもの」という、ある医師の言葉があります。

真面目、きちょうめん、頑張り過ぎ…、日本人は気質的に副腎疲労になりやすい国民なのです。

常に100パーセントを目指して頑張る生活は、ストレスを溜めます。
何事も60パーセントくらいで良しとし、いい意味で「いい加減」に過ごせれば、ストレスは格段に減らせるのではないでしょうか。

2. リーキーガットを防ぐ食生活

ストレス対処と並んで重要なのが、リーキーガットの対処です。

砂糖や炭水化物、食品添加物、グルテンやカゼインを過剰に摂らないよう「食生活の改善」を心がけ、腸をきれいに保ちましょう。

また、リーキーガット以外で気をつけたいのが、「カフェイン」や「アルコール」の過剰摂取。

確かにカフェインは、覚醒作用が働いて一時的な元気づけになります。
しかしカフェインにはコルチゾールの分泌を促進する作用があるため、過剰に摂ると副腎に負担をかけることになります。

疲れた時に習慣化しているコーヒーや栄養ドリンクが、実は疲れのもとになっている可能性があるのです。

またアルコールは、解毒器官の肝臓を疲れさせます。
肝臓が弱ると毒素が身体に回って炎症が発生し、副腎に負担がかかることになります。

3. 副腎を元気にする食べ物を摂る

逆に、副腎のために摂りたいのが、次の栄養素です。

・たんぱく質、脂質

副腎が元気に働くためには、ホルモンの材料となる「たんぱく質」と「脂質」を不足させないことが大切です。

良質なたんぱく源となる肉や魚、大豆製品、健康効果が高いオメガ3系脂肪酸を含む青魚や亜麻仁油、エゴマ油を積極的に摂りましょう。

・ビタミンB群、ミネラル

ホルモンを作る際に必須となるのがビタミンB群で、副腎疲労になると特に不足しやすくなります。

また副腎が正常に機能するためには、ナトリウムやカリウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラルも重要です。

ご飯に玄米や雑穀を混ぜたり、豚肉、卵、シジミなどの貝類、海藻類をしっかり食べ、不足しないようにしましょう。

・各種野菜、香味野菜、

野菜には多様なフィトケミカルが含まれ、抗酸化作用で肝機能を高めてくれます。

特にニンニクやタマネギ、ショウガなどの香味野菜は、肝臓の解毒を助けて副腎の負担を軽くするので、毎日取り入れたい食材です。

・植物性発酵食品

腸内環境を良い状態に保つために、乳酸菌を含む発酵食品は欠かせません。

ただし、ヨーグルトは牛乳のカゼインが含まれるので、納豆や味噌、漬物といった植物性の発酵食品がおすすめです。

4. 副腎疲労に良いサプリメント

副腎疲労に良いサプリメント

副腎疲労の改善は、食生活の見直しを基本とした上で、サプリメントで栄養素を補充するのも良い方法です。

総合ビタミン・ミネラルや、オメガ3系脂肪酸のDHA・EPA、乳酸菌のほか、特に摂りたいのが次の3つの栄養素です。

・ビタミンC

副腎は、脳や白血球と並んで、ビタミンCを大量に消費する器官です。
それは、ホルモンを作るのにビタミンCがたくさん必要なため。

よく「疲労回復にはビタミンCが効く」というのも、ビタミンCが豊富にあることで副腎の機能が高まるからです。

ビタミンCといえば野菜や果物ですが、ビタミンCは水溶性であることに加え、酸化によって失われやすいため、サプリメントで補強するとより効果的です。

・コエンザイムQ10とα-リポ酸

副腎の疲れを回復させるには、身体のエネルギー生産能力を高めることが重要になります。

エネルギー生産は、細胞内のミトコンドリアで行われますが、この際に補酵素として欠かせないのが「コエンザイムQ10」と「α-リポ酸」。

二つとも体内で合成できないため、食事やサプリメントで摂る必要があります。

またコエンザイムQ10とα-リポ酸は、一方が不足するとエネルギー生産がうまく機能しないため、一緒に摂るのがおすすめです。

病院での副腎疲労治療でも、以上の3つの栄養素がセットで処方されることが多いようです。

まとめ

まとめ

副腎疲労の改善は、「食生活」が基本です。

長年の間に腸を汚して炎症を作り、副腎を疲弊させているのは、実は現代日本人の食べ物といえます。

40代50代の女性は、疲労感や体調の悪さが続いても、加齢や更年期のせいにして対処を怠りがちです。

リーキーガットを招く食べ物をやめ、副腎を助ける食べ物やサプリメントを摂る。

そんな食生活を今日からスタートさせ、はつらつと動ける毎日を取り戻しましょう。

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