細胞の総入れ替えで病気も老化もストップ!一日一食の実効力とは

細胞の総入れ替えで病気も老化もストップ!一日一食の実効力とは

食事や運動、睡眠に気をつけ、良いといわれるサプリメントも摂っているのに、どうも体調が思わしくない、どんどん老けている感じがする…。

そんな時に、効果の実感を期待できるのが「断食」です。

断食といえば昔はストイックなイメージで敬遠されがちでしたが、現代になってからは、ダイエット法の一つとして、「ファスティング」という言い方で身近なものになっています。

断食(ファスティング)は、本来、人類史上最も古い健康法の一つなのですが、最近は、長寿や若返りの優れた効果にも注目が集まっています。

しかし、断食なんて空腹に耐えられない、かえって体調が悪くなりそう…ということで、踏み切れない人が多いのも事実です。

今回、そんな方のためにご紹介したいのが、「1日1食」のファスティング。

まず、ファスティングが健康に良い理由を分かりやすく解説し、さらになぜ長寿や若返りまで叶うのか、その驚きの理由に迫ります。

併せて、1日1食ファスティングのやり方と注意点を、詳しくご紹介していきます。

ファスティングが身体に良い理由

ファスティングが身体に良い理由

一般の人が行える断食には、半日断食、週末断食、酵素ドリンクやジュースによる断食など、様々な方法があります。

いわゆるプチ・断食といわれるものですが、短いファスティングでも、正しく行えばきちんと健康効果が得られるのです。

ファスティングのメリット

ファスティングをすることのメリットは、主に次の3つがよく知られています。

1. 胃腸が休息できる

1日の消化吸収に消費されるエネルギーは、何とフルマラソン1回分。

ファスティングは、毎日オーバーワーク気味で疲れきった胃腸に休息を与える、貴重な時間になります。

さらに、食べ物と共に入ってくる有害物質を処理する肝臓も負担が軽減され、本来の働きを取り戻すことができます。

同時に、消化に使われる酵素が不要となるため、節約された酵素が代謝に回され、代謝が活発になるのも大きなメリットです。

2. 排泄の機能が活性化する

身体には、「食べ物の摂取→消化吸収→排泄」という消化のリズムがあります。

消化吸収の負担が大きいと、その分排泄が疎かになり、その結果、身体に毒素が溜まっていくのです。

ファスティングによって摂取と消化吸収がなくなると、身体は排泄だけに集中でき、尿や便と共に溜まった毒素も排泄(デトックス)されるというわけです。

さらにデトックスによって腸内環境も良くなるので、免疫力も高まります。

3. 脂肪の燃焼

身体は、エネルギー源となる食べ物が入ってこないと、バックアップ機能が働き出します。

最初は、体内にグリコーゲンとして蓄えている糖質を使い、次に筋肉のたんぱく質を糖質に変換してエネルギーを作るのです。

しかし食べ物が入ってこない状態が続き、糖質が使い果たされると、最後は体内の脂肪をケトン体に変換し、これを糖質の代わりにエネルギー源として使います。

ファスティングでダイエットできるのは、こうして体脂肪の燃焼が促進されるからです。

ファスティングは最高の若返り法

現代人は、飽食によって胃腸を疲れさせ、毒素や体脂肪を溜め込み、慢性疲労や様々な病気を招き、老化を促進させています。

そんな現代人を救うのが、ファスティング。
今や、ファスティングは健康を超えた健康長寿法、若返り法であることが分かっています。

そのファスティング効果のメカニズムの中で、最も注目されているのが「オートファジー(AutoPhagy)」です。

オートファジーとは、古いたんぱく質を分解し、できたアミノ酸を使って新しいたんぱく質を合成するという、身体に備わった機能のこと。

私たちの身体は常に新陳代謝が行われ、古い細胞と新しい細胞が入れ替わっていますが、ここにオートファジーが深く関わっているのです。

オートファジーはさらに、がんなどの引き金となる変性たんぱく質や不良たんぱく質、病原性の細菌も分解し、様々な病気から身体を守っています。

このようなオートファジーの機能は、普段の生活の中でも常に働いていますが、特に促進されるのがファスティングをした時。
その理由は、たんぱく質を獲得するためです。

たんぱく質は、身体を構成する細胞の基本成分なので、ファスティングによってたんぱく質が入ってこなくなると、生命活動に支障を来たすことになります。

そこでたんぱく質を調達するために、身体はオートファジーを強力に働かせるようになるのです。

では、オートファジーが促進されると、身体にはどんなことが起こるのでしょうか。

・細胞からきれいになる

・細胞からきれいになる

オートファジーによって古い細胞が分解されると、一緒に溜まっていた毒素も吐き出されます。

細胞が大掃除され、血液も肝臓も腸も、全身がスッキリきれいに生まれ変わるのです。

・新陳代謝が活発になる

歳と共に肌がたるんできたり、身体機能が低下するのは、代謝が遅くなって新しい細胞が生まれにくくなるからです。

オートファジーが促進されると新陳代謝が活発になり、細胞が若く保たれるようになります。

一番分かりやすいのが、肌の調子です。
ターンオーバーが活性化し、ハリのある明るい肌を実感できるようになります。

・ミトコンドリアが若返る

ミトコンドリアは、細胞内にある、エネルギーを作り出す重要な器官。

ミトコンドリアも古くなると機能が低下し、古いストーブが不完全燃焼を起こして煤を出すように、エネルギーを作る際に大量の活性酸素を生み出すようになります。

オートファジーは、古くなったミトコンドリアも新しく再生します。
そのためエネルギー生産が盛んになって疲れにくくなり、老化の大要因である活性酸素も減らすことができるのです。

オートファジーは、体内のたんぱく質を新しく作り変える機能。
ですから、オートファジーが促進されると、血液、筋肉、内臓、脳など、全身が健全に働くようになるわけです。

飢餓状態こそ人間の本来の姿

私たちは、今でこそ飽食を謳歌しています。

しかし人類は長い歴史の中、つい最近まで、生活のほとんどの時間を食べ物を得るために費やしていました。

人間の身体は本来、空腹状態が日常だったのです。
そのため、飢餓を生き延びることができるように設計されており、取り込んだ栄養は、飢餓に備えてしっかり蓄積するようにできています。

現代人が溜め込み過ぎになり、不健康や病気の人が増えるのも当然といえるのです。

そもそも、日本人は江戸時代の元禄期までは1日2食、ヨーロッパでも18世紀までは1日2食の地方が多かったそうで、1日3食は食べ過ぎともいわれています。

現代人の身体に必要なのは、「入れる」のではなく「出す」こと。
ファスティングは、まさに人間本来の姿に焦点を合わせた健康法、若返り法なのです。

1日1食から始めてみる

本格的な断食となると、普通の生活をしている人にとっては、高いハードルがあります。

ある程度の長期間、食を断つわけですから、専門家の指導の下で注意深く行う必要がある上に、何より空腹に耐えるのが大変です。

そこであまり苦痛なくできるプチ・断食として、「朝食抜き」があります。
朝食を抜くと、前日の夕食から当日の昼食まで、18時間近くファスティングができるのです。

また朝食抜きは、人間の生理に合っているというメリットがあります。

人間の身体には、

  • 午前中:排泄の時間
  • 午後:摂取の時間
  • 夜:吸収の時間

という1日の生理的流れがあり、これによると朝食は「排泄」の時間に「摂取」をするので、人間の生理に反していることになるのです。

そして、朝食抜きを一歩進めたのが「1日1食」のファスティング。

たとえば1日を夕食のみにすると、次の日の夕食まで24時間、つまり丸1日のファスティングができる計算です。

1食をいつ摂るかというと、ベストは「昼食」です。
「摂取の時間」帯に食事を摂るので人間の生理に適っていますし、お勤めをしている方などは、昼食抜きは何かと不都合があります。

自営業や主婦の方は、家族と食卓を囲める「夕食」もおすすめ。
食べる楽しみを1日の最後にとっておけば、その日を頑張るモチベーションにもなります。

1日1食の注意点

1日1食の注意点

1日1食を実践している有名人には、

  • 南雲吉則さん
  • タモリさん
  • ビートたけしさん
  • Gacktさん
  • 京本政樹さん
  • 水谷豊さん
  • 福山雅治さん
  • 内村航平さん
  • 中田英寿さん

など、いずれも疲れ知らずのバイタリティと、実年齢を疑う若さの持ち主です。

1日1食だけだと、

カロリーや栄養が不足して倒れるのではないか
かえって健康を害して老けるのではないか

といった声もありますが、上記の実践者の方々を見れば、その心配も払拭されるのではないでしょうか。

しかしファスティングである以上、守るべき点は当然あります。

・少しずつ減食していく

ファスティング前の身体は、1日3食の新陳代謝のサイクルで回っています。

そこで、このサイクルの変化に身体が慣れるよう、まず1日2食から始め、徐々に1食に移行していきましょう。

・ドカ食いにならないようにする

空腹時に一気に食べると、胃腸に負担が大きいだけでなく、血糖値の急上昇を招いたり、食欲が満たされずに過食に繋がる可能性があります。

GI値の低い野菜やたんぱく質から先に食べる、よく噛んでゆっくり食べるなどして、血糖値の上昇を緩やかにし、食べ過ぎないようにすることが大切です。

・栄養が偏らないようにする

1日唯一の食事となると、つい「好きなものをお腹いっぱい」食べがち。

炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルなど、栄養が満遍なく摂れる食事内容にすることが大切です。

バランスよく栄養が摂れていると、味覚や食欲も正しく機能するようになります。

・十分な水分補給をする

食事を減らすと、食べ物に含まれている水分摂取も減ります。

その一方で、身体はファスティングによって新陳代謝が活発になり、デトックスが進むため、多くの水分が必要になります。
ファスティング中は、意識的な水分補給が大切です。

・間食を上手に取り入れる

ファスティングの最大の課題は、空腹感に負けて挫折してしまうこと。
そこで、取り入れたいのが間食です。

ただし間食の摂り方を間違えると、ファスティングの意味がなくなり、逆に太ってしまうことにもなりかねません。

避けたいのは、血糖値を上昇させる糖質の多いスイーツやジュース。

逆に摂りたいのは、ナッツ類や大豆製品、チーズなど、身体を作る栄養を多く含むもので、1食の食事では摂り切れない栄養の補給にも役立ちます。

胃腸に負担をかけないよう、空腹感を和らげる程度の少量に抑え、よく噛んで食べることが重要です。

・常に体調を管理する

ファスティングを行う際は、体調の変化を注視することが大切です。

体調不良が起こったり、あまりに飢餓感が強い場合は、我慢せずに何か食べましょう。

また、1日1食を毎日続けるのは辛すぎるという場合は、まず週1回だけ1日1食にする方法もあります。

週1で1日1食にする

週1のみの1日1食でも健康・長寿効果があることの証明として、ある長生きペンギンの話があります。

それが、長崎ペンギン水族館のペンギン・ぎん吉くんで、彼は世界長寿ペンギンとしてギネス登録されているのです。

ペンギンの寿命は長くて20年くらいといわれていますが、ぎん吉くんは、その倍の39歳9ヶ月の長寿を全うしています。

その長生きの理由が、実は「1日ファスティング」。
この水族館では、1週間のうち1日だけ、全くエサを与えない日を作ったのです。

1日ファスティングを始めてから、水族館のペンギン全てが病気に罹りにくくなり、寿命も延びたそうです。

週1の1日1食なら、週末の土日にできますし、週2から週3というように少しずつ増やしていくこともできます。

まとめ

まとめ

1日1食を一定期間続けた人の実感には、ダイエット以外に次のようなものが挙げられています。

  • お通じの改善
  • 疲れにくくなる
  • 肌が明るくなる
  • 熟睡できるようになる
  • 頭が冴える
  • 味覚が敏感になる
  • 風邪をひかなくなる

何をやってもズルズル続く体調不良、止まらない老化。

一度、1日1食のファスティングにトライし、居座った古い細胞を一掃し、新しい細胞に入れ替えてみませんか?

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